見事に大会連覇を達成！満面の笑顔を見せる石川遼

「埼玉県アマチュアゴルフ選手権大会」（9月10、11日）の最終日が11日（火）、埼玉県の岡部チサンカントリークラブで開催された。この日はスタート前から雨天に見舞われ、1日を通して止むことなく降り続ける最悪のコンディションとなった。

ディフェンディングチャンピオンとして参戦し、後続と2打差の2アンダー首位タイからスタートしたアマチュア石川遼（15＝杉並学院高）。しかしこの日は、悪天候による影響か、ショットがショートする場面が多く見受けられ、パーで凌ぐ展開が続く。「番手を上げるなど、スイングに注意をしながら自分のゴルフを心がけていました。（悪天候に）早めに対処できて、良いゴルフができたと思います」と話した石川は、ノーバーディに終わったものの、他の上位陣がスコアを崩す中で「74」をマーク。スコアを2つ落として通算イーブンパーとしたものの、2位に3打差をつけて勝利。14歳で大会史上最年少優勝を飾った昨年大会に続き、見事に連覇を達成した。

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ホールアウト後、前日に「毎ホールバーディを狙う気持ちで」との意気込みを見せていただけに、ノーバーディに終わったこの日のラウンドの自己評価は「65点です」とやや低め。「始めから“勝つ”という気持ちが大きかった。目に見えないプレッシャーもかかっていたし、勝つことは難しいと思いました」と引き締まった表情で話していた。

石川は、今週末の15日（土）と16日（日）には日本ジュニアゴルフ協会が主催する「ポロゴルフジャパンジュニアクラシック」（栃木県・鹿沼72CC）に出場する予定。