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石川遼が有言実行!イーブンパーに戻し決勝進出!

「ダンロップフェニックストーナメント」2日目。2オーバー59位タイからスタートした石川遼(杉並学院高1年)が、前日に打ち立てた目標を達成した。9時に1番ホールからスタートした石川は、前半8番まで全てパープレーを続けると、前日唯一のバーディを奪った9番で再びバーディ。初日はグリーン外からのチップイン、この日は2オンに成功すると下りで右に流れるデリケートなラインをしっかりと読みきった。

前半はドライバーショットが安定し、トラブルは6番パー3での1回だけ。ピン方向には木の枝が邪魔だったが、パーで乗り切りスコアを落とさなかった。後半に入ると、11番パー3で1オンに成功し3.5メートルを沈めバーディ。続く12番ではティショットを左サイドのラフに入れ3打目でピン2.5メートルに寄せたがパーパットが決まらずボギー。

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その後は安定したゴルフでパーの山を積み重ねると、最終18番でもドライバーでのティショットでフェアウェイセンターを捕らえた。ピンまでの残り距離は245ヤード、2番アイアンで挑んだ2打目は、少しあたりが悪くグリーン手前のラフに捕まってしまった。それでも残り35ヤードの3打目でピン手前2メートルに寄せると、大ギャラリーが見つめる中、この日3つ目のバーディを奪い、通算イーブンパーの30位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

「予想外にボギーが少ないラウンドでした」。石川にとっては、この日12番でのボギー1つに抑えたことに納得の表情。そして、前日に掲げた「イーブンパー、運がよければアンダーパーで回りたい」という目標を達成した。「この日のラウンドは95点です!」マイナス5点はアイアンの方向性だと話す。決勝ラウンドに向けては「コースが難しいので、簡単にはスコアを伸ばしますとは言えませんが、今日と同じような気持ちで挑みます」。現在首位とは7打差、残り2日間はどんなプレーでギャラリーを沸かせるのだろうか。

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