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石川遼の身体が悲鳴…久々のアマ競技も振るわず

アマチュアの石川遼(16=杉並学院高)が8日(日)、日本ジュニアゴルフ協会が主催するアマチュア競技「ウィンターゴルフジュニアチャンピオンシップ」の関東地区大会に出場した。プロトーナメントもオフシーズンに入り、「いつになるかは分かりません」と話すプロ転向の話題で持ち切りだが、「ジュニアの競技にもっと出場したい」と、ほぼ3ヶ月ぶりとなるアマチュア競技に挑んだ。

しかし、この日はショットの安定性に欠け、本調子とは程遠い内容。1週間前のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の終了後、右の腰に違和感があったという石川。「練習もできませんでしたし、今日もショットをしていて右腰が痛くなりそうでした」と、腰をかばいながらのラウンドとなった。11月はプロツアー3試合に出場する過密スケジュールで、いずれも4日間を戦い抜いた。1打1打に全力を込めて放った16歳の少年の身体が、ついに悲鳴を上げた。

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手負いの状態ではスコアメイクもままならず、1バーディ、6ボギー、1トリプルボギー、8オーバーの「80」でホールアウト。内容は散々だったが、本調子ではないことを自認しているからだろう。プレー後は「プロの試合に比べて、楽しくプレーできました」と笑顔で振り返っていた。石川がエントリーした15~18歳の部は、この会場では出場者が3人のみだったこともあり、結果的には部門トップ。来年3月上旬に開催される決勝大会の出場権を獲得している。

年末年始にはスキー合宿を予定しており、クロスカントリーで下半身の筋力強化を図るという。来年2月には、海外男子メジャー「全英オープン」(7月17~20日)の出場を目指し、豪州で開催される予選会への出場を予定。まずは腰の完治が最優先の命題となるだろう。

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