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片岡大育がシード落ち 地元で最後に今季ベスト「不思議な一日だった」

◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(1日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7335yd(パー72)

賞金ランキング65位までの来季シード選手が決定した一方で、18人が賞金シードから陥落した。うち11人は他の資格による出場権がなく、次週の最終予選会(QT)などで2020年の職場を争う。ツアー3勝の片岡大育はランク73位に終わり、6年キープしてきたシードを失った。

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地元高知、2017年まで所属契約を結んでいた“ホームコース”で迎えた一戦。賞金ランキング79位からの逆転の願いはかなわなかった。「優勝争いをしているときの集中力」で回ったという最終日は7バーディ「65」をマーク。中学生時代から知る18ホールで大きな声援を浴びた。悔しさをのぞかせつつ「本当に不思議な一日でした。バーディを獲りたいと思うホールで獲れなくて、これは無理だなというところで計算外のバーディが獲れたりした」

最終9番では残り153ydの第2打を7Iでピン奥1mにつけてバーディで締めくくった。QTの緊張感を久々に味わう上で、最後にシーズンベストスコアを出せたことは自信になる。「ちゃんと良いプレーをすれば絶対に行けると思う。結果を考えずにやって、上位に入れるようにしたい。今週は結果が良くても悪くても、良いスイングをしようと、自信をつける練習を心がけていた」。厳しい6日間108ホール(予選・決勝)の戦いは5日(木)、茨城・セントラルゴルフクラブでスタートする。(高知県芸西村/桂川洋一)

<来季の賞金シード獲得を逃した2019年の賞金シード選手>
嘉数光倫S.H.キムチョ・ミンギュ、※R.ガンジー片岡大育、※額賀辰徳P.マークセン、※川村昌弘上井邦裕竹安俊也セン世昌、※近藤智弘、※木下裕太キム・ヒョンソン、※T.クロンパR.ワナスリチャン、※谷口徹、※D.オー大堀裕次郎、※宮里優作
(注)※は賞金ランキング以外の出場資格保持者

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