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賞金レースに石川遼「意識しない」 今平周吾「全試合で優勝争い」

◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 事前(6日)◇PGMゴルフリゾート沖縄(沖縄)◇7226yd(パー71)

賞金レースは残り5戦。ランキング3位で今季2勝の石川遼は「意識していません。いいプレーをすれば、結果はついてくる。期待に応えられるようにしたい」。前週は米ツアー「WGC HSBCチャンピオンズ」(中国・上海)で67位。ゴルフの状態については「調子がいいのか、悪いのか…」と話すにとどめた。

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賞金王となれば、2009年以来10年ぶり2度目。同ランキングトップの今平周吾を約2000万円差で追うが、今大会は2年連続で予選落ち中。「PGAコースに近い。15番(459yd/パー4)とか長くてグリーン周りが難しい」と警戒した。

新しいギアにも期待を寄せる。今週からキャロウェイ エピック フラッシュ サブゼロ フェアウェイウッド(3番13.5度)を投入。「食いつきがあって、打感も柔らかくていいです」。この日のプロアマ戦では10番のティショットで使用し、感覚を確かめた。

今平もプロアマ戦で調整した。2年連続の賞金王に向けて、今季1勝ながら前週の国内ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」では2位と好調をキープ。「いつもどおり1試合、1試合頑張りたい。全試合で優勝争いをすれば」と話した。

3日付の男子ゴルフ世界ランキングでは53位から50位に浮上した。初めてトップ50に入り、「ちょっと早い段階で50位に入ったので、ここからキープできるか不安ですが、調子いいのでどんどんランキングをあげられるように頑張りたい」。年末まで50位以内をキープできれば2020年4月のメジャー「マスターズ」出場権が得られる。

前年大会は首位と4打差の4位だった。東シナ海からの強い風や、硬いグリーンにもきっちり対応した。「しっかりとセカンドショットでグリーンをとらえたい。なるべく球をあげないように、低い球を打つようにしたい」と初日を見すえた。(沖縄県恩納村/玉木充)

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