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石川遼、首位と4打差発進も「スイングが小さくなっていた!」

国内男子ツアー「カシオワールドオープン」に出場している石川遼。この大会は初挑戦で、開催コースのKochi黒潮カントリークラブも初体験。前週の「ダンロップフェニックストーナメント」で単独2位に入り、世界ランキングも67位に急浮上し気分良く高知に入った。

迎えた初日、10番からスタートした石川は、13番でピン左ヨコ3mのパットを沈めバーディを先行させる。15番パー4では2オンに失敗すると寄らず入らずのボギーを叩いてしまう。その後は18番パー5、後半も4番でバーディを奪い、残るホールは全てパープレー。

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周囲から見ていれば無難なラウンドと見えるのだが、ホールアウトした石川の表情は硬かった。アテスト後、すぐにドライビングレンジに向かい、ドライバーショットの練習を繰り返した。

「スコアや順位が良いので、気づかなかったのですが、スイングが少し小さくなっていました。テークバックで右足にしっかりと体重が乗っていなかったり、左の肘が曲がってしまったり。ラウンド後の練習では10ヤードぐらい飛距離が伸びていました」。

ラウンド中もキャディの加藤氏に左肩を抑えてもらい、左肩が十分に入るようチェックを繰り返していた。この日の練習で掴んだものが2日目以降に発揮されれば、首位との4打さはあっという間に詰められるかもしれない。

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