視線は「ZOZO-」にも 石川遼は体力温存の開幕前調整
2019年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/10〜10/13 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
「ZOZO-」出場権争いは最終局面 比嘉一貴はランク11位でホスト大会
◇国内男子◇ブリヂストンオープン 事前(9日)◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース (千葉)◇7119yd(パー71)
今大会は2週後に行われる日米ツアー共催競技「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉・アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ)の出場権をかけた最後の争いとして注目される。【1】大会の上位3人(プロのみ。タイの場合は賞金ランキング順)、【2】大会終了後の賞金ランキング上位7人が、日本初開催のPGAツアーの舞台を踏む。
<< 下に続く >>
日本人はすでに米ツアーメンバーの松山英樹のほか、主催者推薦で小平智、石川遼、香妻陣一朗の出場が決まっている。今大会を賞金ランク1位で迎えた石川、同37位の香妻が【1】か【2】に入った場合はそれぞれの資格が優先され、推薦出場の枠から外れることになる。
ツアー2年目のことし、「RIZAP KBCオーガスタ」で初勝利を飾った比嘉一貴は現在賞金ランク11位につける。ブリヂストンと契約し、ホストプロとして迎える今大会が大一番になった。「毎試合そうなんですけど、とくに今週はZOZOがかかったり、優勝したらWGC(2020年フェデックスセントジュード招待出場権)もあるので大きい。ZOZOはシーズンの一番じゃないかともいえるくらいの目標でした」と気合十分だ。
今大会は週末にかけて関東地方に上陸するとみられる台風19号を警戒している。悪天候により競技が54ホールに短縮された場合は賞金加算が満額の75%、36ホールでは50%に減額されるため、ランキングに及ぼす影響は少なくない。なお、規定の36ホールを消化できず、競技不成立となった場合、【2】は前週終了時のランキングで決まる見込み。【1】については現在米ツアーと日本ゴルフツアー機構で協議を進めている。(千葉市緑区/桂川洋一)