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まぐれと運でちゃっかり2勝? 浅地洋佑の明確な課題

◇国内男子&アジアン◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 事前情報(25日)◇東広野ゴルフ倶楽部 (兵庫)◇7058yd(パー71)

9月「ANAオープン」で5人によるプレーオフを制し優勝した26歳・浅地洋佑。ツアー初優勝を遂げた5月「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」に続く今季2勝目に「自分が一番びっくりしています。1回目はまぐれだし、2回目も運だと思っています」と笑って打ち明けた。

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賞金ランキング2位に浮上し、首位を独走する杉並学院高の先輩・石川遼を追う。首位と1171万円差につける位置から「(石川は)そう簡単に追いつける相手じゃないですし、下からも追い抜かれそう」と冷静に状況を見ている。「賞金王を狙うとは言っていますけど、とりあえず一試合一試合をちゃんとやらなきゃ」と慎重な姿勢を示した。

課題は「パーオン率」と明確だ。フェアウェイキープ率やサンドセーブ率(ガードバンカーから2打、またはそれより良いスコアでホールアウトする確率)で上位を行く浅地だが、パーオン率は62.53%で76位と後れを取っている。パーオン率向上のために「(いままでは)ピンばかり狙っていたが、『フジサンケイ』(9月)からとりあえず乗せていくように方向転換をしたらだいぶ良くなった」と突破口を見出しているようだ。

賞金で購入したものを尋ねると「とりあえず時計を買いました。でも夫婦そろって物欲がないから、お金がたまります」と微笑んだ。偉大な先輩に少しでも近づくため、着実に3勝目を目指す。(兵庫県三木市/大久保彩)

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