大物たちと重なる世界観 比嘉一貴への期待
2019年 フジサンケイクラシック
期間:09/05〜09/08 場所:富士桜カントリー倶楽部(山梨)
石川遼のハグに比嘉一貴はクラっと 初優勝の反響は?
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前(4日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)
前週「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」で初優勝を飾った24歳の比嘉一貴が、“祝福の嵐”にあった。「たくさんの選手、キャディさん、関係者から握手と、時々熱いハグだったり、喜んでくれている人がたくさんいたので、それはもう本当にうれしかったです」と笑顔を見せた。
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数百件のメッセージが届き、「ちょっとずつ返してはいるんですけど、まだまだ目を通しきれていない。ゆっくり返せたらと思います」。沖縄県の地元紙から号外が出るなど「すごいことをしたのかなって感じました」と優勝直後はなかった実感も徐々にわき始めた。
優勝後の一戦にプレッシャーは感じていない。「自分がどのくらいできるのか、もっと楽しみになってきました。前よりも自分に期待できる部分が増えたかな」と話す表情は以前と比べ、柔らかくなった印象を受ける。
初日は石川遼と初の同組になり「とにかく遼さんと一緒に回れることが楽しみ」と声を弾ませた。前日に行われた大会前夜祭の会場控室では「おめでとう」と言葉をかけられ、軽いハグをされたという。「ちょっとクラっとしちゃったんですけど(笑)。本当にうれしかったです」。
「とにかく今は予選を通りたい。これだけ難しいセッティングの中で、4日間アンダーで回りたいなと思います。あんまり優勝は考えていないです」と静かに闘志をみなぎらせた。(山梨県富士河口湖町/柴田雄平)
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