今平周吾はヤマハ最新ドライバー投入に前向き
2019年 長嶋茂雄招待セガサミーカップ
期間:08/22〜08/25 場所:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)
今平周吾は相棒に贈る“バースデーチャージ” 予選落ち回避にホッと一安心
◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 2日目(23日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)
初日に2オーバー82位と出遅れた今平周吾が5バーディ、ボギーなしの「67」と巻き返し、通算3アンダーの暫定22位で決勝ラウンド進出を確実にした。2018年5月の「ミズノオープン」以来となる予選落ちを回避し、首位に8打差で週末へ。「ちょっと差があるけれど、明日に少しでも詰められるように頑張りたい」と気合いを込めた。
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「予選落ちはヤバイと思ったので頑張りました」。今平がそう安堵(あんど)したのは、単に1年以上ぶりの予選落ちのピンチを回避できたからだけではない。この日は、バッグを預ける柏木一了(かずのり)キャディの51歳の誕生日。スタートホールでは選手紹介とともに柏木キャディの誕生日がアナウンスされ、今平も笑顔で拍手を贈った。
この日、朝の練習前には、柏木キャディに腕時計と米メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスのシャツをプレゼントした。「腕時計はキャディのときに一番使うのかなと思って。シャツは柏木さんが野球好きなので」。ちなみに柏木キャディが現在付けている腕時計は、1年前の誕生日に今平が贈ったものだ。
初日は今週に初投入したヤマハ リミックス 120 ドライバーのコントロールに手間取ったが、ラウンド後の練習で「捕まりが悪かったので鉛をヒール寄りに貼ったら、だいぶ真っすぐ飛ぶようになった」との微調整が功を奏し、2日目はイメージ通りの弾道でコースを攻略。予選落ちのピンチから抜け出す、相棒に贈るバースデーチャージにつなげてみせた。(北海道千歳市/塚田達也)