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2013年9月のマンスリーゲスト 大和笑莉奈

「Hot Shot with GDO」の9月のマンスリーゲストには大和笑莉奈プロを迎え、全4回でお届けする。収録日にスタジオを訪れた大和プロは、美しい長い髪と、一見クールな印象だが、笑顔がとても愛らしい23歳。中学2年生で、アルペンスキーの全国大会に出場した経歴を持つ。その後、膝の故障によりその道を断念するが、11歳から父の勧めで始めたゴルフでプロになることを決意した。

ゴルフの名門と言われる東北高校に進学後は、めきめきと頭角を現しはじめ、2006年には全国高校選手権の団体戦制覇に貢献。また2008年には米フューチャーズツアーにも挑戦し、貴重な経験を積む。その翌年、2度目の挑戦となった国内女子ツアーのプロテストに合格。今年5月に行われたステップアップツアー「エディオンレディースカップ」でプロ初勝利を果たした。昨年のQTランクは67位。限られたレギュラーツアーへの出場チャンスで、今度はレギュラーツアーでの優勝を目指す。

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第1回 「アルペンスキーからゴルファーに転身」

今年5月の「エディオンレディースカップ」でプロ初優勝を飾った大和プロ。優勝後も「ステップでの優勝は第1段階。パターもショットも良くなって、(優勝争いが)近づいている実感がありますね」と、奢らず次なる目標に向かって再び歩き出した。

山形県の長閑な町で育った大和プロは、ご両親、兄の仲が良い4人家族。ゴルフを始める前はアルペンスキーヤーという経歴の持ち主だが、膝の故障により、ゴルファー転向を決意した。はじめて練習場に連れて行ってもらった時のエピソードは、運動神経の良さが窺える、才能開花の瞬間!?

際2回 「学生生活とこだわりクラブ」

中学からゴルフ部に所属し、東北高校に進学。同級には木戸愛森桜子と、現在も食事に行ったり、練習ラウンドをともにしたりと切磋琢磨する仲間だ。

練習に多くの時間を割いてきたという高校時代は友人と遊んだ記憶はあまりなく、ほかの女の子たちを見てうらやましく思うこともあったそうだ。

そして話題は、現在契約している「コブラ・プーマゴルフ」について語る。クラブのこだわり、ウェアの着こなしを紹介。海外ドラマや、セレブのゴシップ雑誌をこまめにチェックしているという、“フツー”の20代女子の一面も見せる。

第3回 「アメリカでの経験」

2008年に挑戦した国内女子ツアーのプロテストは不合格だったが、同年に米ツアーのクオリファイを受験し、米下部ツアーである「フューチャーズツアー」の出場権を獲得。貴重な経験を積んできた。

その経験が活き、勝利への意識が強くなったという2012年の「スタンレーレディス」最終日、最終組でのラウンドを振り返る。今シーズン、若い世代の優勝が多い中で「運もある。だから私にもチャンスがある」とじっくりその時を待つ。

そんな大和プロの息抜きは音楽を聴くこと。洋楽ほか、現在はJUJUや清水翔太を、移動中の車内で楽しんでいる。ケイト・モス、アンバー・ハードなどがお手本という、大和プロのファッションスタイルも納得だ。

第4回 「ゴルフは私の夢・・・」

今週は、9月のマンスリーゲストとして登場してくれた大和プロの最終回。絶対に優勝したいという気持ちで臨んだ「エディオンレディース」でのプロ初勝利、大和プロの次なる目標はレギュラーツアーでの優勝だ。そして視線の先には、フューチャーズツアー参戦の経験から、機会があれば海外でプレーしたいという夢もある。

性格は気が強い、あまり細かいことは気にしないという質で、根っからのゴルフ好き。そんな大和プロにとってのゴルフとは「終わりのない夢」。自分の中でいつも燃え続け、夢に向かって戦い続ける。これを聞けば、そんなひたむきさを応援したくなる。



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