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2016年1月のマンスリーゲスト 村田理沙

「Hot Shot with GDO」2016年1月のマンスリーゲストには村田理沙プロを迎え、全4回でお届けする。

1995年6月22日生まれの20歳。東京都三鷹市出身で、2015年の「第13回グアム知事杯女子ゴルフトーナメント」で優勝し、ハーフの美人女子プロとして注目を集めた。2016年度出場資格はQTランキング85位。

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第1回 「試合前に必ず聴く、テンションが上がる曲は!?」

中学と高校は、石川遼薗田峻輔浅地洋佑などのプロゴルファーが卒業した杉並学院に通った。同じクラスには伊藤誠道がいたし、先輩や後輩の厳しい上下関係がなく、毎日、学校にいくのが楽しみだった。

昨年は、ステップ・アップ・ツアーの「山陽新聞レディースカップ」でプレーオフの末、2位になるなど、レベルアップした実感があった。今年の試合出場権をかけたファイナルQTでは期待をもって臨んだが、85位に終わった。

今年は、オフの過ごし方の重要度を痛感し、昨年初優勝を果たした西山ゆかりプロや、前田陽子プロと一緒に、走ったり、泳いだりと、トレーニングに励んでいる。夜は、とにかく美味しいものを食べるのもトレーニングの一環とし、「食トレ」と称して、築地でお寿司を食べたり、下町でもんじゃを食べたりしながら会話に花を咲かせている。

試合前にマイケル・ブーブレの「It's a Beautiful Day」を聞いてテンションをあげるのが日課。

第2回 「試合より楽しい学校生活」

父親がアメリカ人で、母親が日本人のハーフ。顔立ちはまるで外国人なので、よく英語で話しかけられるが、まったくしゃべれないギャップに悩んでいる。

9歳の頃、ゴルフが大好きな祖父母の練習についていったのがゴルフとの出会い。テニスや水泳もしていたが、ストイックな祖父母に、「どうせならプロを目指しなさい」と言われて、自然にプロゴルファーになるものだと思っていた。中学、高校は学校でお友達と遊ぶのが楽しく、休むのがイヤで試合にはあまり出場しなかった。

現在は、中学生のときに何度か教わったことのある、“熱血”武井ジョージコーチに師事し、「シンプルで、コンパクトなスイング」を教わっている。大好物は「パスタ」で、外食ならイタリアンでパスタとピザを思いっきり食べたい!いろいろな国を旅して世界を見たいので、ヨーロッパの試合に出場できたらいいなと思っている。

第3回 「最強の負けず嫌い」

ドライバーは、12月に発売されたばかりの「ゼクシオナイン」、アイアンはスリクソンを使っている。小さい頃からウッドが得意で、女性用の9番ウッドを細工して11番ウッドと呼んで秘密兵器として投入しており、困ったときに助けられている。

スコアアップの近道は、ズバリ「苦手意識をなくすこと」で、練習あるのみ。あとは一打に集中してプレーをして、ミスをした場合でも先のことを考えずに、最小限に抑えるかを考える。

「誰よりも」負けるのが大っ嫌いな性格で、負けたときは手が付けられない。怒ったり、泣いたり、わめいたりすることもあれば、一言もしゃべらなくなることもあり、とにかく周りにはほっといて欲しく、一人になりたいタイプ。

以前は「誰かに負けたくない」一心だったが、最近では自分にまけるのが一番嫌だし、自分に勝つのが一番難しいとやっと気づいた。そのためには、一度こうと決めたら何があろうとも「やるしかない」。

第4回 「好きな男性のタイプはタレ目な人」

最近観たお気に入りの映画は、フランスで4週連続No.1になった感動作「エール」。趣味の一つにアウトドアがあり、高尾山とその周辺の山が近いのでよく登りにいく。7時間くらいかかり、辛いときもあるが、頂上で味わう景色と達成感は格別だ。

好きな男性のタイプは「おもしろくて、優しくて、タレ目」な人。カッコイイなぁと思う人たちが全員タレ目なことに気づき、これは外せないポイントなんだと自覚した。学校では、究極の負けず嫌いな性格のせいで、男の子と競争になってしまうことから、まったくモテなかった。

実力的にはまだまだだが、日本のツアーの賞金女王になり、アメリカツアーに挑戦をしたい。いろいろなものを見て、経験し、オリンピックへの出場も視野に入れたい。できたと思ったら次の困難が待ち受ける、終わりのないゴルフとは、自分の人生そのもの。2016年はステップ・アップ・ツアー2勝とプロテスト合格を目指す。



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