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2018年11月のマンスリーゲスト 照山亜寿美

「Hot Shot with GDO」2018年11月のマンスリーゲストには照山亜寿美プロを迎え、全4回でお届けする。

1994年8月6日生まれの24歳。茨城県水戸市出身。アマチュア時代は、2010年に「関東女子ゴルフ選手権競技」、2012年に「関東高等学校ゴルフ選手権」で個人優勝を果たすなど輝かしい戦績を残している。2016年のプロテストでは、2アンダーの10位タイで合格。2018年度出場資格は、QTランキング184位、第1回リランキング197位となっている。

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第1回 「あせりは禁物」

プロテストは4回目のチャレンジで合格し、同期には永井花奈川岸史果などの実力派が揃っている。2016年よりステップアップツアーが主戦場で、年々予選カットラインが厳しくなっており、レベルがレギュラーツアーに近くなってきていると感じる。

2013年、2014年とファーストQTで敗退。2015年はファーストQTをトップで通過するも、サードQTで敗退し、その後2年間もファイナルまでは進出できていない。今までは、「突破しないことには試合に出場できない」と思い込むあまり、何が何だかわからないうちに試合が終わっていた。今年は、緊張しているものの、QTへの苦手意識はなくなってきた。

昨年から出場できる試合が少なく、落ち着いて色々と考える時間ができた。以前は活躍している同期の話を聞いて焦る部分もあったが、最近では自信を持てるようになり、「焦ってもしょうがない」と開き直ることで、落ち着いてプレーができるようになってきた。

第2回 「餃子づくりでストレス発散」

12歳のときに、「社会人になって役立つから」と、母親のすすめでゴルフを始めた。入ったスクールは、全国大会で優勝したり、日本代表になったりするジュニア選手が所属しており、子供ながらに負けたくない気持ちが強く、無我夢中で練習をした。

始めたタイミングは遅かったが、水泳とテニスをやっていたおかげで今までけがもなく頑張れている。40歳を過ぎたら、海がキレイな沖縄に住み、小さい頃からの夢だったダイバーの資格を取りたい。

地元の茨城県桜川市にある、岩瀬日本大学高等学校のゴルフ部に所属し、卒業後はアメリカにわたった。憧れのアニカ・ソレンスタムを長年指導していたヘンリー・レイス氏に指導を仰ぎ、「すべてを変えてください」と頼み込み、グリップから直してもらった。

好きな食べ物は「餃子」。自宅では百個単位でつくるほどで、無心で包み続けるとスッキリして、ストレス発散になっている。

第3回 「裏アカウントは愛犬用」

宮里藍さんに憧れ、最初に買ったクラブはブリヂストンの「ツアーステージV-iQ」。ドライバーの平均飛距離は250~260ヤードで、得意クラブは5番アイアン。ロングアイアンが得意で3番アイアンまで入れていたが、周囲の説得により昨年から3番と4番はユーティリティに変更した。

2017年のステップアップツアーバーディ数ランキングは1位で、自信のあるアイアンショットでピンにベタッとつけて、ラクなパットを決めるパターンが多い。半面、パッティングが長年の課題で、ラインを読み間違えて外しても、ストロークが悪かったのかと悩み、そこから崩れることがあったが、最近は練習の成果で人並みになってきた。

ゴルフウェアは「パラディーゾ」。派手な色のセットアップや柄をよく着ているので、「どこにいるかすぐわかる」と評判になっている。

SNSは苦手で自分ではあまりつぶやかないが、同じ犬種を飼っている人同士のみの、愛犬用完全裏アカウントは更新している。

第4回 「愛犬の名前は“メル”と“ベンツ”!?」

一人っ子なので、どこにいても“お一人様”は慣れっこ。子供の頃から飼っていた犬が亡くなって1年ほどたったころ、同じ犬種で、亡くなった日に生まれた子に出会った。生まれ変わりと信じて飼い始め、仲良しの兄弟のようにどこにでも一緒に連れていく。遠征で会えないときにはテレビ電話越しに名前を呼び続けているほど、愛おしい存在だ。

大のディズニーファンで、毎年必ず一回はディズニーランドに行くほどだ。園内を走り回るので疲れてついてくることができない人は邪魔。もっぱら同じくマニアの母親と一緒にいくことが多い。

いま一番欲しいものは「クルマ」。メルセデスベンツが買いたいので、愛犬に「メル」と「ベンツ」と名付けた。クルマに乗せて、一緒にドライブをするのが夢だ。目標はレギュラーツアー優勝と、安定してシード権を確保できる選手になること。



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