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学校閉鎖の小中学生へゴルフ場がスペース開放

全国で新型コロナウイルスの感染拡大の影響による小中学校の臨時休校が続く中、子どもたちの居場所作りや、運動不足解消などを目的に、いくつかのゴルフ場がスペースを開放するなどの取り組みを行っている。

国内女子下部ツアーを開催したことがある広島県安芸高田市のリージャスクレストゴルフクラブは、「長く室内にいるとストレスが溜まってしまいます。自然の中でお子さん達に楽しんで頂ければ」との思いから、小中学生を対象に3月18日から春休みが終わるまで、平日の午前10時から午後4時までの間、クラブハウス周辺の芝生エリアや、会議室、大浴場などを無料開放する。レストランの利用もでき、特別料金の税込820円でバイキング料理を提供するという。

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道具を持参すれば芝生エリアでサッカーやキャッチボール、バドミントンなどを楽しめ、持参した弁当を食べることも可能。会議室では勉強や読書もできる。また、スタッフが対応可能な時間帯にはゴルフコース内で、パッティング体験をはじめ、カート乗用体験なども行う予定という。

群馬県渋川市の伊香保カントリークラブも公式ホームページで、平日のスペース開放を宣言。「サッカーやキャッチボールなどもOKです。芝に優しいシューズ(スニーカー等)でお出かけ下さい」と告知している。

「芝等も必要最小限の薬剤の散布にとどめ、有機溶剤(乳酸菌や納豆菌)を使用していますので、お子様にも安心です。芝の上を安心して裸足で歩いたり、走ったり、寝転んだりできるコースです」と紹介しており、ゴルフ客が利用していないホールで遊ぶことができる。

感染症対策の専門家の見解では、症状のない人にとって屋外での活動や人との接触が少ない活動などは感染のリスクが低いとされている。

※いずれも詳細は各ゴルフ場に問い合わせを。

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