3打差3位の松山英樹「チャンスはあった」
ゴルフ関連企業28社195名が参加!『第4回インダストリーカップ』開催
2014/10/14 11:17
日本ゴルフ用品協会(JGGA)主催の「第4回ジャパンゴルフインダストリーカップ(ゴルフ関連企業対抗ゴルフ選手権)」が10月7日、大利根カントリークラブ(茨城県坂東市)で開催された。
同大会は、ゴルフ業界に携わる人間が自らゴルフを楽しみ、その楽しさを伝えてゴルフ業界の活性化に寄与していこうという目的で実施。4回目を迎えた今大会の参加はゴルフ用品関連、ゴルフメディア、ゴルフ関連2団体を合わせ、28社195名の選手が集結した。
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競技は男子スクラッチ、アンダーハンディが1チーム4名(うち上位3名のスコアを採用)、女子スクラッチが1チーム2名(ベストボール方式を採用)の18ホールストロークプレーで争われた。4回目の開催にあたり、JGGAの馬場宏之会長は、
「そもそもこの大会は、2011年の東日本大震災を受け、全国にゴルフの自粛が広がった危機感がきっかけでした。ゴルフ業界に携わる人たちが『何かできないだろうか?』と話し合い、まずは我々が率先してプレーすることで、窮状を乗り切ろうと。そこでゴルフ関連企業が参加する『インダストリーカップ』が企画されました。このような大会を通じて、それぞれの参加企業が社内でコンペを開催し、ノンゴルファーのプレー機会の創出を増やす活動を行っていただきたい。また、8月からは、今年20歳を迎える男女(国籍を問わず)を対象に、ゴルフ場・ゴルフ練習場のプレー料金が無料になるという若年層向けの需要創出プロジェクト『ゴルマジ!20』がスタートしました。当協会もこのプロジェクトに賛同していますが、皆様には若い世代に限らず、1人でも多くのゴルファーを増やし、ゴルフ業界全体を盛り上げていただきたいと思います」
競技は秋晴れのもと無事終了。男子のスクラッチ部門団体戦の優勝は、テーラーメイドゴルフ。チームスコア228ストロークで上位3名全員が70台という素晴らしい結果となった。特に、個人戦も制した阿部匡司氏はOUT34、IN38のトータル72ストロークでプレー。
「私事ですが、今年30歳を迎えて結婚もしたので、『インダストリーカップで何かを成し遂げたい』と強く思っていました。まさか優勝できると思っていなかったので嬉しい気持ちでいっぱいです。来年も二連覇目指して頑張ります」(阿部匡司選手)
また、男子のスクラッチ部門団体戦において、ヤマハの金子博哉選手が4番ホール(143ヤード・PAR3)で見事ホールインワンを達成。
「ゴルフ歴は10年ほどになりますが、初めてホールインワンを達成しました。このような素晴らしい大会でホールインワンを達成できたことは、本当に嬉しいですね」(金子博哉選手)
女子のスクラッチ部門団体戦の優勝は二木ゴルフ。チームスコア69ストローク(35・34)で二連覇を飾った。昨年の大会でベストグロス(77ストローク)に輝いた福村香名選手は、
「目標スコアの66には3打届きませんでしたが、二連覇できてすごく嬉しかったです。また来年も参加したいです」――。
なお、競技結果は以下のとおり(男子スクラッチ、アンダーハンディは、チーム内上位3名のスコアを採用。女子は、ベストボール方式を採用)。
■ アンダーハンディ部門
優勝:マルマン(出山泰弘74、岩月聰89、伊藤安紀子85、一條充91)
チームスコア:グロス248/HDCP34・8/ネット213・2
準優勝:ヨネックス(B)(永野雄亮75、森川将隆88、采谷豊91、小野泰輔106)
チームスコア:グロス254/HDCP37・2/ネット216・8
3位:TEAM DUNLOP(白井信明81、安井暢浩79、柳田信広89、竹村和久91)
チームスコア:グロス249/HDCP30・0/ネット219・0
ベストグロス:出山泰弘(マルマン)、74ストローク
■ スクラッチ部門(男子)
優勝:テーラーメイドゴルフ(阿部匡司72、深野嵩広77、広保啓太79、松永和男81)
チームトータル:228ストローク
準優勝:フォーティーン(三好海土74、飯塚裕一77、池田純78、中嶋元81)
チームトータル:229ストローク
3位:アクシネットジャパン(続木達也74、岩国誠之77、阿部勝彦80、福本大裕81)
チームトータル:231ストローク
ベストグロス:阿部匡司(テーラーメイドゴルフ)、72ストローク
■ スクラッチ部門(女子)
優勝:二木ゴルフ(福村香名、米島有)
チームトータル:69ストローク
準優勝:本間ゴルフ(高須綾、耕田千秋)
チームトータル:73ストローク
3位:ブリヂストンスポーツ(土居朋枝、利根川雅美)
チームトータル:73ストローク