石川遼、短いシーズンオフに感傷「あと倍くらいやりたかった」
新発想のビッグバーサは縦の重心位置が変更可能に
キャロウェイゴルフ株式会社は、都内某所にて、最新クラブ「BIG BERTHA ALPHA ドライバー」と「BIG BERTHA ドライバー」を発表した。「BIG BERTHA」とは有名なドイツの大砲のことをいい、1991年に発売されて以来、人気を誇るブランド。パー4で1オンできるような長距離を狙うという意図が組み込まれている。今回発表した2つのモデルは、それぞれ画期的な調整機能が備わっている。
縦の重心位置が変更できる「BIG BERTHA ALPHA ドライバー」
まず中・上級者向けに開発された「BIG BERTHA ALPHA ドライバー」では、ロフト角を調整しなくてもスピン量を変更できるよう、縦の重心位置に着目。ソール中央側を貫通させ、約12gのグラビティコアのセットの仕方を変更することにより、重心位置を2mm移動させることに成功した。これにより、自分の弾道や調子に合わせて、スピンを減らすことも安定させることもセルフで調整することが可能となる。
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発表会には同社契約プロの深堀圭一郎が駆けつけ、使用感を語ってくれた。「元々自分はスピン量が多めなので、カンタンに調整ができて助かります。ロフトを立てると構えた時に難しく見えるのですが、それをせずにスピン量を減らせるのは大きなメリットですね。今季はBIG BERTHA ALPHA ドライバーで行く予定です」と宣言した。
2月下旬の発売で、価格は75,000円+税。カスタムシャフトはツアーAD MT-6、モトーレスピーダ661、アッタス 5GoGoがラインナップされており、価格は90,000円+税。
横の打点位置のズレには「BIG BERTHA ドライバー」
そしてもう一つ「BIG BERTHA ドライバー」は、ヘッド後方部分にペリメーター・ウェイティングが搭載されたモデル。これを無段階で調整することにより、最適な打点位置をゴルファーに提供できるとメーカーは謳う。
ヒール側に打点位置が集中する人には、ヒール側にウエイトを動かすことで、持ち球を変えず強い弾道が得られるとのこと。発表会のときに公開された深堀プロの実験では、使用前と後で、飛距離が20ヤード伸びた検証結果となった。
深堀プロ曰く「調整しても重心位置があまり変わらないので、振った時のヘッド挙動があまり変わらず振りやすかった」と、今までの調整機能とは少し変わった印象を受けていた。
こちらのドライバーも2月下旬の発売で、価格は65,000円+税。カスタムシャフトはツアーAD MT-6、モトーレスピーダ661、アッタス 5GoGoがラインナップされており、価格は80,000円+税。