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より遠くへ飛ばすために! 第1話 クラブ&ボール開発の歴史を探る (コンピューター・シミュレーションの歴史を探る)

ゴルファーなら誰もが願う「もっと遠くへ飛ばしたい!」という気持ち。この思いに応えようと今日まで国内外のゴルフメーカーが最先端の技術を駆使してクラブやボール作りに取り組んできたのはいうまでもない。

そんな開発競争が激化する中、「ゼクシオ」、「スリクソン」など数々のヒット商品を作り上げている「SRIスポーツ」は、前身である住友ゴム工業のスポーツ事業部門時代に、タイヤの開発のためにスタートしたコンピューター・シミュレーションの技術を1983年頃からゴルフクラブやボールの開発に活かす取り組みを始めた。

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1980年代初頭、ゴルフのインパクトのメカニズムは、はっきりと解明されておらず、反発係数はブラックボックスとして扱われていた。当時は「クラブヘッドは硬ければ硬いほど反発が良い」と言われていた。しかし、コンピューター・シミュレーションによる解析が進むにつれて、クラブとボールの硬さ、固有振動数をマッチングさせることによって反発係数が大きくなるということが解明され、今までそうだと思われていたことが大きく覆された。1985年にSRIスポーツ(当時住友ゴム工業スポーツ事業部)は、これを「インピーダンスマッチング理論」と名づけた。これにより、クラブヘッドはボールと同じくらいの固有振動数を持つ軟らかにすることで、もっと大きな飛距離を生み出すことができるということが明らかになった。

コンピューター・シミュレーションによるメリットは、
1.高速な現象でも「止めて見る」「内部を見る」「拡大して見る」ことができる。
2.実験誤差がなく、わずかな差を見逃さない。
3.まだ世の中に無い材料でも予測計算できる。
製品の性能向上だけでなく、開発期間の短縮やコスト削減に大きく貢献している。

1万分の5秒というインパクトの瞬間を解析するシミュレーション技術「デジタルインパクト」。インパクト時のボールにも着目し、スピン発生のメカニズム「リコイル現象」を解明した。「リコイル現象」とは衝突中にボール内部はねじれており、ねじれの戻りのタイミングが打ち出し時のスピン量に影響するというもの。これによりボールのコアを「外剛内柔構造」にしたり、中間層、カバーの構造を変化させて、ドライバーでの「高打出低スピン弾道」とアプローチでの高スピンを両立したボールの開発を加速できるようになった。
その後シミュレーション技術はさらに進化し、第二世代の「デジタルインパクト2」へ突入。インパクトの前後やゴルファーの感性にまで目を向け、心地よい打球音が得られるための打球音をシミュレーションしたり、スイング中のシャフトのたわみや挙動を解析したりと、解析の領域をさらに広げている。

【次回予告】
5月19日(火)は、「第2話 ディンプルの進化で飛距離がアップする!?」
GDOがどこよりも早く入手した「飛行中におけるボール周りの空気の流れ」を動画で紹介する!

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