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身体教育インナー『VSKIN』
フットマークは先頃、スポーツ障害予防を目的とした機能的に運動する身体をつくるための身体教育インナー『VSKIN ADAPT(アダプト)』(7500円税抜)、『VSKIN SPIRAL(スパイラル)』(4600円~5700円税抜)を発売した。
同社のスポーツインナーへの取組みは、今から11年前の2002年。1980年頃から介護用品を製造し、スポーツメーカーのODMで経験を培い、4年前に世界に向けたオリジナルブランド『VSKIN』の立ち上げに着手したのだという。
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「2009年より先行して海外(主に中東)にてテスト販売をしておりましたが、このたび日本市場で本格的な販売の運びとなりました。当社の製品は、『お年寄りの寝たきりになる原因が転倒によることが多い』という問題から、当時東京大学の准教授であった渡會公治先生とともに『転倒予防のインナー』として開発したのがきっかけでした。
日本での展開は、シリーズの中でもフラッグシップモデルとなる2品番になります。また、9月16日~28日まで開催しておりましたパリでの『POPUP STORE』を皮切りに、ヨーロッパでの展開も本格的に始動しました。初年度の目標は、5万枚です」
『VSKIN』シリーズは、体温で変化する形状記憶ポリマーの技術を採用。安静時は体をしっかりとサポートしてウォーミングアップを手伝い、運動による体温の上昇に伴い形状が変化。柔らかさが生まれ、より体が動きやすくなるのだとか。また、運動時は高い振動吸収性を保持し、強いサポート性を発揮するため、体に負担をかけにくくスポーツ障害を予防する効果があるという。
機能的には、腕・脚部分に施されたパワーラインが描く「スパイラルライン」により、力の流れを体の内側(内旋)に向かわせ、体全体の安定感を高める効果があるとのこと。また、腰から太腿前面を通り内膝までらせん状に伸びるパワーラインは、股関節周辺に位置する腸腰筋と内転筋の動きをコントロール。臀部のラインが大殿筋をしっかりと支えることで、運動時の体バランスを安定させているのだという。
さらに、両肩から背中の中央にかかるパワーラインが、肩甲骨面(スカプラプレーン)に沿った腕部の動きをサポート。動かしやすさを保ちながら、体本来の動作へと導いてくれるのだとか。その他にも吸水・速乾性に優れた素材を採用し、汗などの水分をしっかりと吸収してウエアの外に拡散。快適な肌触りをキープしてくれるという。
ゴルフプレー時の疲労軽減や、スイング時の安定した土台形成に一役買いそうなアイテムとして要注目の製品である。