タイトリスト913ドライバーの全貌が明らかに
アクシネットジャパンインクは、さらなるパフォーマンスの向上を狙った「タイトリスト 913ドライバー」を2012年11月中旬に発売すると発表した。すでにトーナメントでは一部の選手が使用していたこともあり、注目を集めていたクラブだ。
913シリーズは、タイトリストの伝統ともいえる洋ナシ型のヘッド形状で、前作から好評だったロフトとライ角を16通りに調整できる機能「SURE FIT TOUR」はそのまま継承された。ヘッドは、飛びと安定性を追求したヘッド体積が460ccの「913D2」と、飛びと操作性を両立した445ccの「913D3」の2種類が存在する。
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今回の特長は4つ、
1.エネルギーロスを抑えるため、フェース中心の後方付近にヘッドの重心を設定。これにより飛びの三要素であるボール初速、打ち出し角、スピン量が最適化された。
2.鍛造フェースインサートを採用することにより、スイートエリアを前作に比べ11%拡大。オフセンターヒット時でもボールの初速がそれほど落ち込まず改善された。
3.前作に続き、ロフト角、ライ角の2次元独立調整システム「SURE FIT TOUR」を搭載。プレーヤーに合わせたチューニングが可能となった。
4.構えやすさを追求したタイトリストのお家芸である洋ナシ形状と、飛びを実感させる打感と心地よい打音。
またシャフトは、910シリーズ以降ターゲット層が拡大したことから、ヘッドスピード40m/s前半でも対応できるよう、藤倉と共同開発したオリジナルシャフト「タイトリスト・ランバックス55」を設計。カスタムシャフトは、「グラファイトデザイン ツアーAD GT」、「三菱レイヨン ディアマナ B」、「USTマミヤ アッタス4U」と、バリエーションが豊富なのも魅力。
すでにトーナメントでは結果を出しており、ロリー・マキロイ(北アイルランド)がこのドライバーのプロトタイプを使用して、「全米プロゴルフ選手権」のあと、「ドイツバンク選手権」と「BMW選手権」で2連勝を飾る大活躍。さらに「フジサンケイクラシック」では、キム・キョンテ(韓国)がこのドライバーを使用して勝利していることから、2013年モデルの注目ドライバーになりそうだ。