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アメリカン倶楽部から1万円台のホワイトヘッド

アメリカン倶楽部は先頃、ホワイトヘッドの『BLASTER'G WHITE(ブラスター・ジー・ホワイト』ドライバーとブラックヘッドの『BLASTER'G BLACK(ブラスター・ジー・ブラック)』ドライバーを発売した。商品ラインアップは、両機種とも装着シャフト別に価格帯を1万1800円、1万4800円(カスタムオーダー対応、USTマミヤのバイタルフォースピード)、そして1万8300円(カスタムオーダー対応、パワーヒッター向けのアクシブコアブルー)に棲み分け、多様化するユーザーニーズに対応している。また、両機種のヘッドスペックは、コスメ以外は全て同一となる。

フェースに6-4チタン合金を採用した『ブラスタージー』のヘッド体積は455cm3の大型サイズ。しかも「ホワイト」は膨張色である白をヘッドカラーに使用しているので、ビッグサイズが際立ち、それが安心感を生み出している。その一方、重心距離を短くして操作性も高める工夫も凝らす。

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試打した感想は、クラブのしなり戻りが速いことで、シリーズ全般においてまず振り遅れが少ないこと。ダウンスイングの早い段階でヘッドが戻ってくるのでボールへの入射角が浅くなることで、スイープにボールを打てる。このアングルだとバックスピン量の軽減が見込める。ヘッドがインパクトで戻りきらずにボールを捉まえられないゴルファーには強くオススメしたい。

ただ、ボールを捉まえられるゴルファーは、少し振り遅れるくらいの感じで打たないとヘッドが戻り過ぎるかもしれない。トップからダウンにかけてゆっくりしたテンポの切り返しを心掛ければ、ライナー性の強い弾道が打てる。いずれにしろ、この価格帯の商品としては打球感のよさも含めてかなり高いパフォーマンスを期待できるニューモデルだ。



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