ボールのソフト化にフィット
オデッセイの新ブランド『ホワイトアイス』は、年内に発売される10モデルに加え、来年2月にさらに11モデルが市場へ投入され、計21モデルのラインアップとなる。『ホワイトホット』のフルモデルチェンジだけに、ボリュームの多さが目立つ。
『ホワイトアイス』のフェースインサートは、高弾性のエラストマーコアにウレタンブレンドカバーを外層に加えた2層構造。これはXGインサートから採用されたもの。しっかり感のある打球感が特徴で、グリーンの高速化やボールのソフト化にいち早く対応したモデルという位置づけだ。
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2月に投入される11機種の中で、注目されるのは『2・ボール』と『テロン』だ。
『2・ボール』は、スタンダードな『2・ボール』に『同ブレード』と『同CS(センターシャフト)』などをラインアップ。これに加えて、ヘッドのウェイト調整機能を搭載した。3種類(5g、15g、25g)のウェイトにより、自分好みのヘッドの重さにチューンアップが可能なものだ。ロフト角は3度。長さは、32、33、34、35インチ(レフティモデルも同様のラインアップ)。価格は2万6250円。
『ホワイトホット』で一世を風靡したモデルだけに、最新のボールとマッチする『ホワイトアイス』で『2・ボール』を使いたいと思うゴルファーも多いだろう。
『テロン』は、スタンダードな『テロン』と『テロンCS(センターシャフト)』、それにヘッドサイズがコンパクトな『ミニT(テロン)』などをラインアップ。『テロン』とは、ギリシャ語で"翼"という意味のPteron"(Pは発音されない)が語源。その形状からフェースをターゲットに直角に、正確に合わせやすいこともあり、ツアープロからの評価も高いモデルだ。ロフト角は3度。長さは、32、33、34、35インチ(レフティモデルも同様)。価格は2万6250円。『ホワイトアイス』となり、新たな需要を生み出せるのか、注目されるモデルだ。
キャロウェイゴルフでは、これらの新製品も含め、自分に合った1本が選べる「オデッセイパットラボ」を随時開催。同社正規販売店で予約が取れるので、興味のある人は行ってみてはどうだろう。