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マクドウェル、松山英樹に賛辞「彼はホンモノみたいだ」

アリゾナ州のダブマウンテンGCで開催されている「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」2日目。松山英樹との2回戦で18ホールに及ぶ戦いを制したグレーム・マクドウェル(北アイルランド)は、2日連続の大逆転勝ちで3回戦進出を決めた。

終盤4ホールでの逆転劇。だがマクドウェルがまず勝因の一つに挙げたのが、序盤のホールでの我慢だった。「ヒデキは3-3(バーディ、イーグル)でスタートして、僕は2番を終えて2ダウン。でも本当に良かったと思えるのが、3番をドローにできたことだ」。

このパー3でのティショットはピン奥に付き、15メートルの下りのバーディパットが残ったが、1.2メートルのパーパットをきっちり沈めてパーで分けた。前日の1回戦はゲーリー・ウッドランドに7ホールを終えて4ダウンとされながらも、終盤に4連続アップを決め、19ホールで逆転勝ち。「今日は3番を終えて2ダウンだった。昨日は3ダウンだったけどね」

6番を終えて3ダウン。直後に2連続アップを奪ったが、松山のリードのままゲームは推移した。しかし、1.5メートル前後の厳しいパーパットをねじ込み続け、諦めない。「僕は子供の頃からマッチプレーが得意だった。イギリス、アイルランドはちょっと多すぎるんじゃないかってくらい、アマチュアの時にマッチプレーをやるんだから。経験は豊富だよ」。

14番ではティショットを右サイドのバンカーに入れ、ドライバーのシャフトをキャディバッグに叩きつけて感情をあらわにした。しかし2ダウンで迎えた15番から4ホールで、2バーディを含む怒涛の3アップ。15番のバーディパットは2メートル、16番のパーパットは3メートルをねじ込んだ。17番では松山が第2打をグリーンオーバーしたのを見て「彼は風を読み違えたんじゃないか」と、自身はピンそば1.2メートルにピタリとつけた。

連日の大逆転勝ちに「今日は本当にラッキーだった。ここ2日間はエネルギーも感情も使い果たした」。明日21日の3回戦、一昨年大会で優勝、昨年準優勝のハンター・メイハンとの激突には大きな注目が集まる。

その一方でマクドウェルは松山を高く評価した。マッチプレーとストロークプレーとは「精神状況が全く違う。マッチプレーは勝つか負けるかが常に隣り合わせなんだ。ストロークは堅実にプレーして72と悪い日になってしまっても、次の日に66で取り戻せる」というのが34歳の持論。「ストロークはより安全に。マッチプレーは積極的に、相手のプレーに対応しながら」。しかし、世界的にはマッチプレーの経験に劣る松山についても「ヒデキは完成されたプレー運びができる。彼のプレーはどちらにも向いていると思う」とした。

「彼と一緒にプレーしたのは初めてだった。22歳?20歳?素晴らしく、完成された20歳の選手だ(松山は21歳)。飛ぶし、美しいスイングと良いリズムもある。今日も多彩なショットを打っていた。パットも上手いようだし、バンカーもね。そしてとにかく本当に冷静で、感情のコントロールができる」

そして、付け加えた。「He looks like the real deal.(どうやら彼はホンモノみたいだ)」

(アリゾナ州マラナ/桂川洋一)

桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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