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ナショナルオープンの意義

北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次いで第4位の都市圏人口を誇るトロントは、カナダ最大の都市であり、オンタリオ州の州都。住民の40%以上はカナダ国外生まれという他民族文化が特徴の大都市だ。

そのトロント中心部から西へ20マイルほど行ったところにあるグレン・アビーGCが今週行われる「RBCカナディアンオープン」の舞台。今大会はその名が示す通り、カナダのナショナルオープンで、その歴史は古い。1904年(明治37年)に第1回大会が開催され、全英オープン(1860年)、全米オープン(1895年)に続く、世界で3番目に古いナショナルオープンとして今に至っている。(ちなみに、日本アマは1907年、日本オープンは1927年が第1回)

過去有名なシーンといえば、2000年のタイガー・ウッズのショットだろう。最終日の18番(パー5)、フェアウェイ右サイドにあるバンカーからピンまでは残り213ヤード。6Iで打ったウッズの第2打は、池を越え、グリーン右奥に切られたピンをかすめて奧のエッジに着地。バーディを奪い、1打差で優勝を飾る。この年、ウッズは「全米オープン」「全英オープン」に続いてこの「カナディアンオープン」も制覇。同一年に3大ナショナルオープンを制したのは、1971年のリー・トレビノに続く2人目の快挙となった。ちなみに練習ラウンドでは、松山英樹も同じバンカーショットを試みた。「タイガー、この辺だったっけ?」と懐かしがりながら・・・。

今週、当地に入って感じたのは、火曜日からメディアの数が多いなぁということ。大会スポンサーをはじめ、マイク・ウィアスティーブン・エイムズ、グラハム・デリューといったカナダ人プレーヤーが次々にメディアセンターに呼ばれ、記者会見が設定された。

だが、その内容はかなりドメスティックなものだった。話題の中心は2つ。カナダのナショナルオープンのあり方についてと、カナダゴルフ界の将来について。前者は、今年はトロントでやっているが、他の都市、例えばまだ開催したことのないカルガリーなどでできる可能性はあるのか?ということ。コース開発や地域発展に絡めて、議論は熱い。

後者はジュニア育成の観点から、他の国と比較した現状を分析。エイムズはスウェーデンやオーストラリアを成功例にあげ、カナダはまだそこまでは出来ていないと、忌憚のない意見を言う。

今年、自国のナショナルオープンに出場するカナダ人選手は156名中19名。もし、日本オープンに出場する日本人選手がこの数字だったら、我々はどんな思いを抱くだろう?カナダ人にとっては年に1度のナショナルオープン。自国のゴルフのあり方を考える、重要な機会であることも事実のようだ。(カナダ・オークビル/今岡涼太)

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今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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