2025年 JMイーグルLA選手権

女子プロがパイプの中に…大会スポンサーの「JMイーグル」って?

2025年 JMイーグルLA選手権 3日目 古江彩佳
大会前の練習日、古江彩佳が“土管”の中に...いやいや土管じゃないんです

◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 3日目(19日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)

2023年の大会から、なんだかこの大会の恒例になりつつある冒頭の写真。女子プロゴルファーたちが鮮やかなブルーの中心でポーズを決めてくれる。米ツアーで戦う日本人選手たちはとっても優しい…。練習日にイヤな顔ひとつせず(たぶん)、村上航カメラマンのリクエストに応えてくれる。

撮影方法は実はいたってシンプル。毎年コース内に設置(ことしは15番ホールのティイングエリア裏)されている、“土管”のような巨大なオブジェに入ってもらって、ハイ、チーズ。とてもここがゴルフ場とは思えない写真が、いっちょあがりだ。

2025年 JMイーグルLA選手権 3日目 コース内に設置されたJMイーグルのオブジェ
こちらがコースに置かれる土管のオブジェ

正確に言うと、これは土管ではなくプラスチック(ポリ塩化ビニル=PVC)製のパイプだそう。大会の冠スポンサーであるJMイーグルは、生活用水のための下水道や、灌がい設備をはじめ、電気やガスを送る管を製造する米国最大のPVCパイプメーカー。

大会のメディア担当者や、現地に住む人の多くも「スポンサーになるまで、何の会社か知らなかった」と口々に言うが、いまや年間売上高が約18億ドルにも上り、公共事業、インフラ整備に欠かせない企業といえる。

2025年 JMイーグルLA選手権 3日目 畑岡奈紗
畑岡選手、ありがとう

前身のフォルモサ・プラスチックス社が1982年、当時ニュージャージー州にあったジョンズ・マンビル(JM)社のプラスチックパイプ事業に携わる工場を買収し、JMマニュファクチュアリングを設立。2005年に台湾系米国人のウォルター・ワン氏が同社の株式100%を取得し、2年後にはPWイーグル社も買収して現在の社名になった。

2025年 JMイーグルLA選手権 3日目 吉田優利
吉田選手もありがとう。誕生日おめでとう

2008年に本拠地をロサンゼルスに移し、このLA選手権を23年から地元でホストしている。同社は製品に50年間の保証をつけており、中部アメリカやアフリカなどでも水質向上に貢献。なお、ワン氏は2028年「ロサンゼルス五輪」委員の理事も務める人物だ。

大会は昨年まで韓国の歯科用インプラントメーカーであるDIOが冠スポンサーを務めた。米女子ツアーでは自動車メーカーや金融会社のほかに、スーパーマーケット等、バラエティ豊かな企業がトーナメントをバックアップしている。(カリフォルニア州ロサンゼルス/桂川洋一)

2025年 JMイーグルLA選手権 3日目 岩井千怜
岩井選手、ありがとう。来年はお姉さんも一緒に
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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。X(旧Twitter): @yktrgw

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