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LPGA、新コミッショナーで60周年の開幕を祝う

いよいよ開幕した米国女子ツアーだが、今年は同ツアーが始まってちょうど60年という節目の年を迎えている。1950年のツアー発足時は、国内で14大会が開催され、1年間の賞金総額は5万ドル(450万円)。60年後の今年は、開催国が11カ国となり、ツアー選手は29の異なる国籍を持ち、年間賞金総額は41.2百万ドル(37億円強)まで膨れ上がった。

ここ数年は米国経済の不況と、強気で知られた前コミッショナーに対する反発もあり、スポンサーのトーナメント離れが加速したが、今年1月4日にウィルソンスポーツ、テーラーメイドゴルフ等の要職を歴任したマイケル・ワン氏が新コミッショナーに就任。LPGA創設時の「多様性、機会、コミュニティ」を重視した理念に立ち返り、その輝きを取り戻すべく活動を始めている。

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既に今年に入って、「サイベースマッチプレー選手権」と「ハナバンク選手権」がスケジュールに追加され、新たな大会スポンサーも名乗りを上げている。タイで開催される開幕戦が象徴するように、グローバル化戦略も順調に加速している。

コミッショナーに対する選手たちの評判もすこぶる良い。ミシェル・ウィは、「彼は、私たちにメールをくれて、私たちの考えていることを常に把握しようとしてくれている」と称え、宮里藍も「クリスマスカードをくれたりするし、今朝のパッティンググリーンでも『新しいおうちはどう?』って聞いてきたりする。信頼できる部分は大きいです」と、対話を重視したワンのスタイルを歓迎している。

アメリカ最古の歴史を持つ女子プロスポーツ組織であるLPGA。60周年という時が磨いた理念と実績を時には振り返ってみるのも良いだろう。(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

2010年 ホンダPTT LPGAタイランド



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