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チーム・ジャパン、勝ったら銀座でパレードだった!?

最終日の日本チームは、この日のベストスコアに並ぶ「65」を記録。諸見里しのぶが4バーディで勢いをつけ、佐伯三貴が最終ホールのイーグルで締め括るという最高の試合を見せてくれた。

チーム・ジャパンという意味では、選手2人に留まらず、2人のコーチである江連氏と坂詰氏、2人が契約するブリヂストンスポーツとテーラーメイドそれぞれの担当者、それに佐伯の両親にマネージャー、トレーナーなど、総勢10名以上の大所帯での戦いとなった。

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試合中の選手のチームワークは最高だったし、チーム・ジャパンのみんなが一丸となって目標に向かっていた。常に練習も食事も一緒だし、夜になれば熱いゴルフトークが繰り広げられる。まさに、ゴルフに集中しまくった一週間だったといえる。

そのゴルフ談議の中で出てきた江連氏の言葉を紹介すると、「みんなマスターズに勝ちたいっていうけど、もし勝ったらどうするのか?俺は、もし勝って銀座で優勝パレードをやったら、100万人が見に来るかって選手に問いたい。常にそういう高い目標を意識していないと、伸びないでしょ」。

年末多くの著名人や有名アスリートと会った上田桃子は、彼らに共通している点として、「ファンを大切にしていることと、話すことがポジティブで絶対に悪いことを言わないこと」と指摘した。結局は、どれだけ素敵なことをイメージ出来るかが、成功への鍵といえるのかも知れない。

年頭から一生懸命準備をして、遠く南アフリカまで来て、世界の強豪と互角に渡り合った2人の日本代表達は、強い自信と手ごたえを感じているに違いない。この経験は、今年の国内女子ツアーの賞金女王争いで、大きなアドバンテージとなる筈だ。(編集部:今岡涼太)

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。



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