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41年前のメジャーチャンピオンが今に伝える格言

◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 事前情報(28日)◇烏山城CC 二の丸・三の丸コース(栃木県)◇6506yd(パー71)

2014年、樋口久子(日本女子プロゴルフ協会相談役)、青木功(日本ゴルフツアー機構会長)らとともに日本プロゴルフ殿堂入りを果たした二瓶綾子(79)が、ここ烏山城CCの18番グリーンで「日本女子オープン」の優勝カップを掲げたのは、今から41年前の1975年のことだ。当時は6393yd、パー74に設定されたコースを4日間通算3オーバーでプレーして、2位の山崎小夜子に1打差で勝利した。

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二瓶は、日本の女子プロゴルファーの草分けと言える存在であり、1967年に行われた第1回プロテストでは、樋口久子に次ぐ2位で合格。日本女子ゴルフの黎明期に活躍したレジェンドの一人だ。現役時代は通算5勝を挙げ、87年から92年までは日本女子プロゴルフ協会の第2代会長を務めた。

この日、大会恒例のチャンピオンズディナーに出席するため、コースを訪問。大会を2度(82年、92年)制した日蔭温子の呼び掛けにより、5年前からスタートしたという「チャンピオンズ親睦ゴルフ」にも参加して、4ホール(1番、16~18番)をプレーした。

「コースは当時とだいぶ変わったみたい。でもうっすらと記憶に残っているの。優勝した年は雨風が強く吹いていてね…」。ぽつりぽつりと言葉をつむぎ、思い出にふけった。手にした5勝の中でも、メジャータイトルは格別。「アマチュアもプロも出場するオープン競技。その大会で1番になれたことはわたしの誇りね」――。

「今の女子プロゴルフは若い選手がたくさん活躍している。技術も、道具もわたしの時代よりはるかに良くなっているわ。でもね、コースの難しいセッティングが選手の技術を磨いてくれるものよ」。名コースは選手を育てるとは言ったものだが、二瓶は後輩に向けて世代を超えても変わらないメッセージを送った。

一昨年には体調を崩すなど、今では年間のラウンドは片手で数えるほど。それでも「みんなに会えるのがうれしくてね」と目を細め、「スコアは秘密よ」と茶目っ気たっぷりに微笑んだ。ディナーはプレー後の夕方に振る舞われた。生涯現役…体を動かした後は、さぞかし、おいしかったに違いない。(栃木県那須烏山市/糸井順子)

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糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール

某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。

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