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最高のプレーと、もう1つ大切なこと 申智愛の流儀

2008年から6シーズンを米国女子ツアーでプレーし、メジャー2勝を含む通算11勝を記録。輝かしいキャリアを重ねてきた申智愛(韓国)は今年1月、身体的な負担を理由に米ツアーの会員資格を放棄し、かねてから愛着を口にしてきた日本ツアーを次なる舞台に選んだ。

今シーズン開幕前から賞金女王の有力候補に挙げられ、秋口を前に4勝をマークした。前評通りの女王争いを演じたが、2週間前の「伊藤園レディス」終了時点で申の女王戴冠の可能性は消滅した。「もちろん、賞金女王を目指してアメリカから来た」との目標は果たせなかったが、しかし、申に悔いの表情は見られない。「ベストは尽くせたし、自分に99点をあげたい」と、穏やかに笑顔を交えた。

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そして、次のような言葉を続けた。「それよりも今年は、日本の伝統的な文化や、礼儀などを学ぶことが大切な1年とも思っていました」。

例えば、ギャラリーやスポンサーに対しての挨拶など、人に対する礼儀作法。フランス人キャディとともに、お辞儀の練習も行ったと笑う。「もちろん最高のプレーを見せることも大切だけど、文化を学んで人間性を磨き、1人の人間として認められることも大切なこと」。

かつて申は、日本ツアー参戦当初のアン・ソンジュから新しい環境に順応するためのアドバイスを乞われ、謙虚であることの必要性を説いたという。取材が終わると、報道陣に対して両手を前に揃え、「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。(宮崎県宮崎市/塚田達也)

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塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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