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申智愛 優勝の原動力はお菓子10年分!?

「優勝の副賞がお菓子10年分と聞いて、欲が出た(笑)」。北海道の札幌国際CC島松コースで開催された「meijiカップ」を通算12アンダーで制した申智愛は、冗談を交えながら喜びを語った。

優勝賞金1620万円とともに、申が副賞として受け取るのは、大会を特別協賛する明治グループの食品3650個。1日1個で1年365個、なので10年分という計算だ。ただ、手にはするが、自分で口にするつもりはないようだ。

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というのも、申を勝利に駆り立てる原動力への思いがあるからだ。それは、ファンや周囲からの支え。「もらったお菓子は貧しい子供たちへの寄付や、支えてくれる日本のファンにプレゼントしたい」と述べるように、感謝の気持ちは、強いモチベーションを生んでいる。

申は地元韓国でも、孤児院の子供たちや身体が不自由な人への支援をしているという。自分が使用して古くなったクラブをオークションで販売し、その売上金を寄付するなどのチャリティ活動も積極的に続けてきた。

「これまで自分は、たくさん支えられてきた。逆に与えられる機会ができたことが嬉しく、これからも続けていきたい」と話した。

「優勝は何回してもときめくし、心が震える感覚-」と、笑顔を浮かべた申。後続を1打リードして迎えた最終日は、2番(パー3)で約6メートルを沈めてバーディ。4番でも第2打をピンそば1メートルにつけて難なくバーディとし、序盤から勢いに乗った。

後半の14番で唯一のボギーをたたいたが、多くのギャラリーが見つめる最終18番でも、第3打をピンそば50センチにピタリとつけて大歓声に包まれると、これを沈めて笑顔でガッツポーズ。この日は、リーダーボードのトップを一度も譲らず逃げ切りを果たした。

「今季2勝できたことは信じられない。この感触を忘れずにこれからも優勝を狙いたい」。かつて世界ランク1位に君臨し、米ツアー賞金女王にも輝いた申が、シーズン後半戦に突入した国内女子ツアーで本格的にアクセルを踏み込み始めた。(北海道北広島市/糸井順子)

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2014年 meijiカップ



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