日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯のフォトギャラリー
2013年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/12〜09/15 場所:恵庭CC(北海道)
国内メジャーも72ホール決着を目指す機運
悪天候により最終日が中止となった国内女子メジャー第2戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」。4日間72ホールを戦ってこそメジャー勝者という思いを、見ていた多くのファンが抱いたかもしれないが、それは主催者の日本女子プロゴルフ協会も感じている。
小林浩美会長は言う。「今日もぎりぎりまで全員が18ホール回れないかと待っていたけど、天気が良くなる可能性がなく、リスクも考えた中で3ホールのプレーオフという決断になった。でも、今年はツアー強化を掲げているし、非常に前向きに72ホールでの成立ということを考えています」。
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現在の協会規定では、「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」は54ホールを消化した時点で競技成立となる。翌月曜日に予備日が設定されているが、これは競技成立を目指すためのもので、すでに競技が成立している以上、たとえ天候が回復しても全員がさらに18ホールをプレーすることは規定上不可能だ。
中止となった最終日は、通算11アンダーの比嘉真美子とイ・ボミを4打差で追う不動裕理が最終組。1組前の原江里菜は5打差で続いていた。
「調子は良かったので、悪天候の中でやっても順位を落とさないとは思っていた。いつもよりやりたい気持ちは強かったです」と原は悔しがる。一方の不動は「どちらでもいいように思いたい。もしプレー出来たのなら上位に行けたかもしれないし、ダメならダメで今より急降下しているのかなと。良い方を神様が選んでくれたのだと思います」と達観していた。
もちろん大自然には逆らえない。状況を受け入れるしかない選手たちの思いもそれぞれだろう。だが、それでもやはりメジャー大会が備えていくべき格式や重みを考えると、72ホールでのフィナーレを望みたい。「来年に向けて話し合います」という小林会長の手腕に期待したいところだ。(北海道恵庭市/今岡涼太)
今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka
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