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“飛ばない”個性派スイングに脚光!?

2011/10/29 19:45


方向性のみを追求すると、最終的に永井奈都のスイングにたどり着くのだろうか。飛球線方向に水平に近い角度でクラブを引き上げ、インパクト後は手首を返さず、そのまま前方にクラブを放り投げるように高々とフォローをとる。個性的なスイングが減りつつある今、永井の“縦振り”スイングは極めてユニークに映る。

ボールにかかるサイドスピンが減る分、直進性に優れ方向性は安定。ただ、いかんせんボールが飛ばないというデメリットがある。「ドライバーは良くても210~220ヤード」と女子ツアーでもっとも飛ばない部類。では、なぜ永井はこのスイングを目指したのか。

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「ゴルフを始めたころ(9歳)から非力だったので、どうせ飛ばないなら曲がらないようにと」。ジュニア時代から特別なコーチにはつかず、ゴルフに関連のない仕事をする父親の指導を受けてきた。「父親の影響もあると思う」と永井。当時は「自分のスイングが他の人とは違うと知らなかった」とスイングを固めていったが、「高校生くらいで、ちょっと違うと思い始めた」という。しかし、永井はこれまでのスイングを変えず、より精度を高める選択をする。「あんまり器用じゃないし、今から変えるよりもそのままの方がいいと思った」。

その永井が、今週の「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」2日目に自己ベストとなる「66」をマークし、通算6アンダーで単独首位に浮上。ツアー初勝利に王手をかける活躍を見せている。コースは6,652ヤードと距離があり、多くの選手が音を上げるハードセッティング。「今週はコースが長いので、このスコアは予想外でした」と、自身も戸惑い気味だ。「拾って、粘って今週に臨んでいます」と、飛距離の弱点をショートゲームでカバー。インの後半は、女子ツアー9ホールにおける最少パット数タイ記録となる8パットに抑えた。

飛距離を捨て、方向性を重視し、小技で活路を見出す個性派ゴルファーの躍進は、ゴルフ界にとっても一般ゴルファーにとっても刺激的なニュース。“個性派スイング”といえば横峯さくらが注目されがちだが、対をなすような“飛ばない個性派スイング”の永井が、ついに脚光を浴びる日が来るのか。(千葉県市原市/塚田達也)

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塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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