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今季の国内女子ツアー、海外勢は過去最高の勝率5割

2010年の国内女子ツアーはアン・ソンジュの開幕戦優勝に始まって賞金女王獲得、そして朴仁妃の最終戦制覇で幕を閉じた。今季の国内ツアー34試合中、日本人選手が優勝した試合は17試合。残りの17試合は外国人選手がその栄誉に預かっており、この数はツアー制度施行後最多で、割合としても勝率5割は過去最高となる。

朴は日本人選手に対して「アメリカでは4日間(の試合)が多くて、日本は3日間が多い。体力的なアドバンテージがあると思う」と話す。体幹だけでなく、太もも、ふくらはぎ、そして二の腕とその逞しさは言葉以上の説得力を持つ。今季日本ツアー14試合、米ツアー19試合の計34試合(上田桃子は日本:17試合、米国:16試合、合計:33試合)に出場した疲れがあったことは否定しないが、「この試合で最後だと思って死ぬ思いで頑張りました」と、達成感に顔をほころばせた。

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今季限りで任期を終える日本女子プロゴルフ協会の樋口久子会長は、「危機感は選手たちが一番感じていると思う」とその気持ちを代弁する。「外国人選手が勝つと、皆さんの記事が小さくなる。それを感じていて、スポンサーに申し訳ない、自分たちが頑張らなくちゃいけないと感じています」と話す。

今大会で2位タイに入った宮里美香も米ツアーを主戦場とする選手。国内で戦っているだけでは身に付けられない体力や技術や精神面の強さが一際感じられた大会となった。(編集部:今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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