夕闇迫るなか、選手たちは練習グリーンから引き上げようともせず練習を続ける

国内女子ツアーもシーズン終盤に入り、今週の「伊藤園レディス」を含め残すところ3試合となった。次週は愛媛県、そして最終戦は宮崎県とこの時期でも比較的日照時間の長い地区での開催となるが、今週の千葉県は夕方17時には真っ暗になってしまう。

プロアマ戦が行われたこの日、15時40分から表彰式が行われ、パーティが終わったのは16時30分を過ぎていた。昼間は半袖でも大丈夫なぐらい暖かかったが、日が暮れるころには急激に寒くなってきた。そんな状況でもパーティから引き上げた選手たちはぞろぞろと練習グリーンに向かった。

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体を冷やさないよう厚着をし、思い思いにパッティングの練習を続ける。そこに登場したのが、特設の照明だ。写真左下に見える丸い「ちょうちん」のような機械が灯され、あたりは少し明るくなったが、それでも暗闇はすぐそこまで迫っている。

練習している最中は、世間話などたわいもない会話が聞こえてくるが、早く引き上げて遊びに行こうなどという言葉は一切聞こえてこない。女子プロゴルファーは練習熱心といわれるが、暗闇をクラブハウスに引き上げる姿には、さすがに頭が下がる思いがした。（編集部：本橋英治）