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親同士が知り合いだと自然と息も合ってくる!? 佐伯三貴とキャディの森本真祐

昨年、ツアー出場4試合目で初優勝を果たし、一躍トッププロの仲間入りを果たした佐伯三貴。昨シーズンは賞金ランキング9位に入り、今年1月には「ワールドカップ女子ゴルフ」の日本代表として、諸見里しのぶと共に南アフリカで戦ってきた。

佐伯の今シーズンの目標は年間3勝。その目標に向かって共に戦う専属キャディが決まった。昨年まで男子ツアーで近藤智弘のエースキャディを務めた森本真祐氏が、今季は全試合で佐伯のバッグを担ぐことになった。

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佐伯と森本の出会いは昨年。男子ツアーの試合数が減少し、代わって女子が増えてきたので、森本から佐伯のコーチを務める坂詰和久氏に「女子で面白い選手いませんかね!?」面白いとは将来有望な若手選手という意味なのだが、坂詰氏から「なら、うちの三貴はどう?」とトントン拍子で話が進み、昨年の「アコーディア・ゴルフ レディス」で佐伯のツアーデビューのキャディをすることになった。

その後は森本が近藤とのコンビで男子ツアーを戦ったため、佐伯のキャディは坂詰氏を含め数名が行ってきた。坂詰氏としては、佐伯に専属キャディが欲しいと思っていたころ、佐伯の母親のお兄さんが、以前プロゴルファーを目指していたときに、森本の父親(森本俊治プロ)を師と仰いでいたことが発覚。親同士で親密なお付き合いをしていたというのだ。

そんな間柄なので、佐伯としても安心して森本と接するようになり、今年の専属キャディ話もすんなりと決まった。開幕戦では、優勝争いに加わりつつ最終的に3位タイとなった佐伯だが、コーチの坂詰氏から見れば、明らかに昨シーズンより成長しているそうだ。今季は、佐伯と森本のコンビが女子ツアーで大暴れするかもしれない。(編集部:本橋英治)



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