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ジャンボ尾崎が認めるショット 武藤俊憲が復活Vへ

2014/11/15 18:52


尾崎将司がスコア提出所で思わず漏らしたらしい。「あいつと一緒の組では回りたくない」。例えば“あいつ”がスロープレーヤーだから、なんていうことではない。認めているからこその言葉だった。国内で定評ある武藤俊憲のドライバーショットは、日本ゴルフ界最高のレジェンドの目にも、確かに焼き付いている。

太平洋クラブ御殿場コースで開催中の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は3日目を終え、デビッド・オー(米国)が単独首位に浮上。日本勢のトップに通算8アンダーの武藤がつけた。このムービングデーは最終18番(パー5)で2m弱のイーグルパットを外しても「69」をマーク。前半4番(パー3)でティショットを池に入れダブルボギーとしたが、7番、8番といずれも5m以内のチャンスをしっかり決めた。

5月末の「~全英への道~ミズノオープン」初日に途中棄権。左足首靭帯を断裂、損傷のケガを負った。

手術は回避したが、治療とリハビリを続けてきた。違和感はまだ拭い去れない。アイシングは欠かせず、トレーナーのケアだけでなく、宿舎に帰れば自らの手でマッサージを施している。テーピングを外せたのが先週のこと。「やっと練習ができはじめた。きょうは獲るべきところで、獲れた」と復調の感触がさっそく結果に出たことで、手応えは大きくなった。

2012年「関西オープン選手権競技」を最後に、通算6勝目が遠い。今大会の予選ラウンドで、武藤はジャンボと同組になった。「最近、お前の名前を見ないな」とボソッと言われた。ズシッとくる言葉だったが、それが何よりうれしかった。

トップとは2打差。三好カントリー倶楽部(トップ杯東海クラシック)、大利根カントリークラブ(The Championship by LEXUS)、フェニックスカントリークラブ(ダンロップフェニックス)等での戦いを制してきた“名コース・キラー”。御殿場でのタイトルももちろんそれにふさわしい。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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2014年 三井住友VISA太平洋マスターズ




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