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43歳の丸山茂樹「この3年間はつらい」

国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」初日。平塚哲二が7アンダーの単独首位でスタートする中、3シーズンぶりの勝利に期待がかかる丸山茂樹が「68」をマークしてトップに3打差の7位タイでスタートした。

17番までに5つのバーディ(1ボギー)を積み重ねて迎えた最終18番。第2打をグリーン左に落とした丸山は、鮮やかなショットでスタンドのギャラリーを沸かせた。数々の名勝負を生んできた札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースの3段グリーン。ウェッジでふわりと上げたロブショットが、ピンそば1メートルにピタリと止まった。見事なパーセーブに「あのへんは、何十年もやってますから」と得意げな笑顔。米ツアー3勝をはじめとした数々の金字塔を打ち立ててきたプライドを、少しのぞかせた。

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2009年の涙の復活優勝を遂げた「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。しかし同大会で手にした3年間のシード権は今年度が最終年。昨年の獲得賞金は250万円弱。今年はまだ130万円を越えたところに過ぎず、ピンチに陥っている。

「体は至って、良くない」と断言する丸山。昨季開幕直前に、ふくらはぎの筋肉を断裂する大怪我を負った。その後は腰をはじめとした各所に痛みを覚えた。今年は左親指の付け根を負傷しており、消炎剤を必要としている。軟骨が損傷したひざから水を抜き、ヒアルロン酸注射を打つ。「練習ができないプロゴルファーってどうなの?って思う。言い訳をする、負のスパイラルが続く」という苦しい期間は「間違いなく、つまんない」。12日(水)に今季限りの現役引退を発表したプロ野球・阪神の金本知憲選手の言葉を引き合いに出し「本当に、この3年間はつらい」と、こぼした。

マイナス思考ばかりが頭をめぐる時。しかし輝かしい成績を残してきたジュニア時代から、避けては通れない道だとも予期していた。「自分は背も低いし、必ずとこか痛めるだろうなと思っていた。小さい頃から、ぜんそくもあったりで。逆に言えば、よくここまで持ってきたなというのもある」。この初めて直面した壁を越えるための心の拠り所は、偉大な先輩たちの背中。「でもみんなに来る苦しい期間なんだと思う。ジャンボさん、中嶋さんもそれを経験して、乗り越えてきた。吉と出るか、凶と出るか分からないけど、頑張るしか」。

12日は43歳の誕生日だった。米国にいる家族から電話で祝福された。「42歳の後厄が終わった。良いことがあるよって言ってくれた。それで、(初日)4アンダーでしょ。自分の中では、楽しくもあり、いい一日だった」。苦しみ、悩みは尽きないが、まだゴルフができる喜びも、その胸の中にはある。(北海道北広島市/桂川洋一)

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桂川洋一(かつらがわよういち) プロフィール

1980年生まれ。生まれは岐阜。育ちは兵庫、東京、千葉。2011年にスポーツ新聞社を経てGDO入社。ふくらはぎが太いのは自慢でもなんでもないコンプレックス。出張の毎日ながら旅行用の歯磨き粉を最後まで使った試しがない。ツイッター: @yktrgw

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