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「保障がない仕事」息子のプロデビュー戦に丸山茂樹は複雑な心境

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 事前(17日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)

丸山茂樹が「12年お世話になっている」というセガサミーホールディングスの主催大会で、今年6月に大学を卒業したばかりの長男、丸山奨王(ショーン)がプロデビューを果たす。そんな息子の晴れ舞台に、米PGAツアーで3勝、日本ツアー10勝を挙げた父親は複雑な心境を抱えていた。

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推薦枠で本戦から臨めることになり、「最初、本人は『嫌です』って。親の七光りで、アマチュアの時だったらいいですけど、プロとなるとそういうわけにはいかない」と難色を示してはいた。それでも自らが地上波でテレビ解説を務める試合でデビュー戦を迎える“縁”を息子が自ら作れるほど単純な世界ではない。「この1試合ね」とお膳立てする形で、ビッグチャンスは生まれた。

「同業者になるのは複雑な気持ち。(自分は)19年ツアーやって、最後は気持ちではなくけがで降りた。同じ思いをしたらどうなるんだろうって。保障がない仕事だし」。息子は海外の大学を卒業し、英語も話せるバイリンガル。会社に就職して一般の社会人として歩む道もある。それだけに父親として不安そうな思いを垣間見せる。

プロになるうえで、「早く咲いて散るより、長期で(この世界に)いられることは幸せという話はしました。とにかく焦るな、すぐに結果が出ると思うな、と」。トップクラスに入って米下部ツアーから歩めるかもしれない、と思い描いた大学4年間での歩みが、けがで崩れていったのを見てきたからこそ出た言葉なのかもしれない。競争社会の世界に臨む息子に言い聞かせたという。「僕的にはこの4、5年で(自分の)ポジションができてくると思えば…」

何よりも「経験」が課題。「緊張はすると思うだろうし、場数を積んでいければ、そこそこ行けると思う。でもそこに行くまでが難しい。一発ミスすると難しいだろうし。レールにきちんと乗れるか、チャンスをものにできるのかとか。(ゴルフ界は)メンタルゲームなわけだし」と言う。

すでに奨王は9月27日から30日に太平洋クラブ佐野ヒルクレストコースで行われる来季の出場資格をかけた予選会(QT)のファーストにエントリー済み。その前に下部ツアーで賞金ランキング30位以内に入ればサードからの挑戦になるが、険しい道には変わりない。開幕前は練習場で必死に球を打ち込む息子の姿を後ろから見守ってきたが、「コースにはついていきたくない」と速報を待つつもり。「最初のティショットだけは見に行くかな…」と静かに見守る。(北海道千歳市/石井操)

石井操(いしいみさお) プロフィール

1994年東京都生まれで、三姉妹の末っ子。2018年に大学を卒業し、GDOに入社した。大学でゴルフを本格的に始め、人さまに迷惑をかけないレベル。ただ、ボールではなくティを打つなどセンスは皆無。お酒は好きだが、飲み始めると食が進まないという不器用さがある。

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