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選手使用ボールを医療従事者チャリティへ キャディ発案で実現

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

選手会が主催した初めてのトーナメントの舞台裏で、草の根のチャリティ活動が産声を上げていた。活動を率先したのは、今平周吾のバッグを担ぐ柏木一了キャディ。選手たちに呼びかけて使用済みボールを回収し、チャリティ販売を行って医療従事者のために寄付をするというものだ。

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コロナ禍以降、無観客試合が続く国内男子ツアーでは、普段ならギャラリーやボランティアにあげることもできる使用済みボールを、ゴミ箱に捨てて帰る選手が目についたという。「はがゆい思いだった」という柏木さんは、ひとまずロッカーにダンボールを置いて張り紙をして、不要ボールを回収することから始めたという。

「どうやって売ろうかと考えていたら、たまたま(西那須野CCの)藤井信也支配人にお会いして、話をしたら『うちのゴルフ場でやらせてください』と言って頂いた」と、ゴルフ場の協力も得て、話は急展開。同ゴルフ場で来場者に向けにチャリティ販売をしてもらうことが決定した。「報告書も送って頂けるということで、チャリティ先もゴルフ場さんと相談して決めたい」と柏木さん。

選手会長の時松隆光から選手会としての協力をとりつけ、日本ゴルフツアー機構(JGTO)にも話は通した。組織的な活動とは違い、一キャディの発案による企画だが、先週だけでボール50ダース(約600個)と、ウェッジ2本(ただし左利き用の56度と60度)が集まった。中には石川遼のサインボールも含まれているという。今週の「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」でも同様に不要ボールの回収を継続していくということだ。(編集部・今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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