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152位出遅れの石川遼「良いイメージが出なかった」

◇欧州男子◇ISPS HANDA ヴィックオープン 初日(7日)◇13th ビーチGC(オーストラリア)◇ビーチコース(6796yd/パー72)/クリークコース(6940yd/パー72)

石川遼はクリークコースを2バーディ、4ボギーの「74」で回り、2オーバーの152位。序盤からショット、パットがかみ合わず出遅れを喫した。

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濃霧で1時間10分ほど遅れたスタートの10番(パー5)、1Wの第1打を右バンカーに入れた。パーにとどめたが、続く11番でフェアウェイ中央からアイアンショットを左に外しボギーを先行させた。「アイアンでつけられなかったし、なかなか良いイメージが出なかった。ティショットも朝から右に曲がった。自分としては良い感じで打てているなと思っていたけど、まだまだですね」と述べた。

チャンスにつけてもパットがカップをそれた。男女4ツアー(欧州、米女子、オーストラリア男女)の計300選手以上が練習ラウンドを重ね、グリーンは不規則な転がりをする。2mのバーディチャンスがカップ手前でフックに切れた12番(パー3)、3mほどを外した13番と序盤に流れを引き戻せなかった。グリーンの状態は関係ないとし、「最初はカップ付近のラインを読み切れなかった。ただ、途中からは(ライン読みが)合ってきた感じはある」と前を向いた。

総距離の短いコースで伸ばし合いの展開だ。石川は後半7番(パー5)までにイーブンパーに戻したが、終盤に再び停滞した。8番でボギーをたたくと、317ydの9番では第1打を右の林へ入れ2連続ボギーで終えた。風が穏やかな午前スタートの出遅れに「毎ショットの切り替えはできていた。とにかく集中してやっていくしかない」と力を込めた。(オーストラリア・バーウォンヘッズ/林洋平)

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