オームスビーが欧州ツアー初制覇 谷原秀人は31位
2017年 UBS香港オープン
期間:11/23〜11/26 場所:香港GC(香港)
263戦目での初勝利 香港GCが生んだ勝者・オームスビー
◇欧州男子◇UBS香港オープン 最終日(26日)◇香港GC(香港)◇6703yd(パー70)
410ydとパー4のホールとしては決して長くはない香港GCの18番だが、最終日には優勝したウェイド・オームスビー(オーストラリア)をはじめ、2位タイまでに入った5人のうち、3人がボギーをたたいた。
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最終日の平均ストロークは「4.26」で、難度は3位。ティグラウンドに立つと、フェアウェイはグリーン手前の池に向かって段々に下っていき、そこからグリーンは再び打ち上げとなる。距離だけではない難しさが、歴史あるフィニッシングホールの随所に散りばめられている。
昨年に続き、アジアンツアーメンバーが今大会を制したが、オームスビーはその理由を「我々に向いているコースだから」という。
「こういう種類の芝はヨーロッパでは多くないし、芝土も違う。(地面が)硬くて跳ねるし、スピードも速い。(高い木々にセパレートされたドッグレッグが多くショットを)真っ直ぐ打たないといけない。このコースは、選手たちを横並びにするんだ。みんな同じようなゲームを求められる。(刻んで)同じ場所から打つことになるし、パワーを求められるコースじゃない。それが理由だと思う」と、説明した。
オームスビーにとって、欧州ツアー263戦目でつかんだ初勝利。「こんなに長く掛かるとは思わなかったけど、やっぱり初めてのことはいつも特別だね」と、昨シーズンの欧州ツアーで平均飛距離195位(275.1yd)だった男は、うれしそうに微笑んだ。(中国・香港/今岡涼太)
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