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アブダビ、近代と伝統の共存/アブダビレポート(4)

2013/01/20 23:35

さて、今週最後のレポートは、アブダビという町の持つ2つの側面についてお伝えしようと思う。まず、写真などでよく目にするのは、近代的な高層ビルが建ち並ぶ市街地や、片側5車線の幹線道路、それに巨大なモスクや宮殿、さらにはフェラーリワールドや、まもなくオープン予定のウォーターワールドといった新しい施設群たちだろう。これらの施設は、ドバイショックを教訓として作られており、開発ペースは慎重だが着実に、この土地を砂漠から近代都市へと変貌させていっている。

ほとんどの施設が作られてまだ数十年ということで、市街はとても綺麗だ。また治安の良さも特徴で、ほとんど犯罪は起きないという。これはある意味当然といえるかもしれない。元々人口の少ない国民を政府が手厚く保護している上、観光客が訪れる施設やホテルの周辺は新たに開発された地域で、そこに住む人々はほとんどいないからだ。

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しかし、その横では昔ながらのアラブ人の生活も続いている。今回、アブダビに住むアラブ人一家を訪問する機会に恵まれて、彼らの生活の一端に触れることができた。彼らは国から定住を促すために与えられた家に家族、兄弟で共に住み、国が優先的に割り当ててくれる職に就きながらも、農園を持ち、ラクダを飼い、砂漠に通う。大きな4輪駆動の車を乗り回し、インターネットや携帯電話などの最新機器を使いながらも、伝統的な生活スタイルを誇りに持ち、それを多くの人に知ってもらいたいと願っている。

一家のうち、若い兄弟二人が砂漠へと連れて行ってくれた。昔と違うのは、車で行けるということだろう。着くと、まずは靴を脱げという。なんでも、裸足で砂の上に立つと、悪いものが全部足から地面を伝って出ていくのだという。確かに冷たくて気持ちいい。同行している彼らの妹は、「走れ!走れ!」という。「走るとすごく気持ちがいい。子供の頃はそうやって遊んでばかりいた」と実に無邪気だ。彼らの妹は、イスラムの慣習にならい黒いヴェールで顔を隠している。それでも、狭い隙間から見えるくっきりとした力強い目には、引き込まれそうな雰囲気がある。

続いて、周囲に生えている乾燥した灌木を集めて火をおこした。いつでも砂漠にいけるように、車にはコーヒーやお茶を淹れるためのコンロや、灯光器などを常備しているという。キャンプ好きの日本人とまるで変わらないのが面白い。たき火を囲んで座ると、彼らは昔から語り継がれてきた伝説や、アラブの文化などについて延々と話し続けるのだった。

彼らのことをよく知るには、もっともっと時間が必要。それでも、いままで未知だった文化に触れられた感激は大きい。今回はたまたま縁がありこのような経験ができたが、その始まりはやっぱりゴルフ。世界の至るところでプレーされているゴルフを通じて、相互交流を深められれば、これ以上ありがたいことはない。(UAEアブダビ/今岡涼太)

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