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欧州キャプテン、サム・トーランス独占インタビュー

シングル戦の選手の順番、またペアリング決めの理由など、いまだから明かせる闘将トーランスの「作戦裏話」を直撃した!

Q.優勝に関してアメリカから何か反応は?
A.お祝いの言葉をたくさんもらったよ。ベン・クレンショーマーク・オメーラから祝電が届いたし、ラニー・ワドキンスからも電話をもらったよ。

Q.最終日のシングル戦でトッププレーヤーから始めるという作戦はいつ決めたんですか?
A.数年前にサニングデールでの100周年記念晩餐会で隣に座ったトニー・ホランドと話をしてて、彼にシングル戦ではとにかく持ち札のベストの選手から切っていって、一番ダメな選手は最後にしたほうが良いって言われたんだ。そのことがずっと頭にあっていろんなシチュエーションを考えたけど、どんな場合でもその作戦の方がいいと思ったんだ。中止になったあの年にその作戦でいくつもりだったけど、延期されてもその考えは変わらなかったね。

Q.ペアリングは前々から決まってましたか?
A.ガルシアとウエストウッドの組み合わせは直前に決めたんだ。モンティとランガーのペアは前々から決めていた。フォーサムでもフォーボールでも最高のパートナーになると知っていたからね。ビヨーンとクラークの組み合わせも決めていたよ。クラークとウエストウッドは前回大会で良いパートナーシップを持っていたから考えはしたけど、ウエストウッドが不調だったからね。前回に活躍したというよけいなプレッシャーをクラークにもウエストウッドにもかけたくなくてね。だからウエストウッドには新しいパートナーを与えようと思ったんだ。ガルシアは最高だった。

Q.始まる前には多くの選手が不調を囁かれていましたね?
A.僕も8回もライダーカップには出場しているけど、あの試合だけは他と違うんだ。ライダーカップまでにどんなプレーをしてきたかはあまり重要でなくなるんだ。ライダーカップに来てからそのプレッシャーをどうハンドルできるかが一番大事なんだよ。

Q.もうキャプテンは勤めたくないと語ったそうですが?
A.それは、2年後では僕はキャプテンに相応しくないと思ったからだよ。大事なのはチームにとって一番最高のキャプテンを見つけることなんだ。今回は僕は全選手を知り尽くしていた。彼らがプロになったころから知っている。だから団結させることも、選手にとって良い環境作りをすることも可能だった。でも2年後の選手たちを僕が今回の選手達のように知り尽くせるかどうかわからない。もっと適した人物を推薦するべきだね。

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