ジョン・デーリー流血騒ぎ
EPGAツアー「TNTオランダ・オープン」初日
今年の「TNTオランダ・オープン」では、記憶にも記録にも残るスタートダッシュが見られた。ドイツのトビアス・ディアーは11番までで5アンダー。12番パー5でイーグルチャンスを得たディアーは、イーグルこそ外すがバーディで6アンダー。さらに13番ではロングパット、14番ではグリーンエッジからという難しいバーディを連続で決め、波に乗る。
この頃から周囲に(59)という数字が浮び上がる。15番、16番はパーとしたものの、17番でこれまた5メートル級の長いバーディを決め、(59)に望みをつなぐ。そして運命の18番。入れれば(59)というイーグルチャンスにつけたディアー、グリーンエッジ際からの10メートル近いパットはわずかにカップをそれて1メートルオーバー。欧州PGAツアーで初の快挙となるはずだった(59)は逃したものの、返しのパットはキッチリ決めて(60)、10アンダーのダントツ首位でフィニッシュした。
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このディアーの快進撃でなんと2位タイ集団はデイビッド・ギルフォード、クリス・ヴェンデベルデ、ロナン・ラファーティとレイモンド・ラッセルの4名。(65)の好スコアをマークしながらも、5打差を付けられてしまった。全英オープンでお騒がせした猛チャージのゲイリー・エヴァンスはこの日パープレーに終わっている。流血騒ぎで傷口を瞬間接着剤で止血したと冗談を語ったジョン・デーリーもイーブンパーで初日を無事突破した。
*「TNTオランダ・オープン」はザ・ゴルフ・チャンネルで初日から最終日まで衛星生中継予定
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