W.シンプソンがツアー初勝利を手にした昨年大会。彼のブレイクはここから始まった (Getty Images/Hunter Martin)

米国男子ツアー第35戦「ウィンダム選手権」が、8月16日（木）から19日（日）までの4日間、ノースカロライナ州にあるセッジフィールドCCで開催される。今大会はPGAレギュラーシーズンの最終戦で、次週の「ザ・バークレイズ」からは全4戦で行われるプレーオフシリーズに突入する。

2012年のFedExカップ王者を決めるプレーオフシリーズは、FedExカップポイントランキング上位125位までの選手に出場権が付与されるが、今大会がその出場権獲得のラストチャンスとなる。過去にメジャータイトルを獲得しているY.E.ヤンは現在129位、ジョン・デーリーは137位と、気鋭の若手に押される中、古参の選手が出場権獲得に挑む。

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昨年の大会では、単独首位でスタートしたウェブ・シンプソンが、後続に3打差をつけて、ツアー初優勝を果たすと、プレーオフシリーズ第2戦「ドイツバンク選手権」でツアー2勝目を飾るなど、躍進のきっかけとなる1勝となった。さらに今季「全米オープン」を制してメジャータイトルも獲得。今年のFedExカップ王者に名乗りを挙げている。

また日本勢では石川遼と今田竜二が参戦する。石川は来季の米国ツアーのシード権獲得（シーズン終了後の賞金ランク125位以内）へ向け、今季2度目の海外5連戦、その最終戦に挑む。

【主な出場予定選手】
石川遼、W.シンプソン、S.ガルシア、Y.E.ヤン、D.ラブIII、今田竜二、J.デーリー、J.ハー、D.リー、N.ワトニー、C.シュワルツェル、C.ホフマン、D.デュバル、D.トムズ、B.スネデカー、C.ビジェガス、J.デイ、A.アトワル