石川遼は20ランクアップ、71位に急上昇/男子世界ランキング
欧州ツアー「スコットランドオープン」最終日
最終日を首位で迎えたのは、フレドリック・ヤコブセン。しかし1打差に“エル・ガトー(大猫)”ことエドアルド・ロメロがチャンスを狙っていた。
11番までにスコアを12アンダーまで伸ばしたヤコブセンに対し、ロメロは15番ホールのバーディで11アンダーと、1打差まで詰め寄った。プレッシャーを感じたヤコブセンは、16番ホールでティショットを大きく左に外し、2打目もミス。誰もがボールを見失い、ロストボールの判定かと思われたが、4分30秒過ぎたあたりで奇跡的に発見され、そこからピンそば4メートルにつけ、奇跡のパーセーブ。しかしここで全ての運を使い果たしてしまったのか、17番では1メートルも無いパーパットを外し、この時点でロメロと並んでしまった。
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最終ホールは両者パーで、戦いはプレーオフに突入。結果、プレーオフ1ホール目でバーディを奪ったロメロが逆転優勝。来月48歳になるロメロは、欧州ツアー3番目に高齢な優勝者となった。
エドアルド・ロメロ
「美しい山や湖に囲まれいているスコットランドは、母国アルゼンチンにとても似ているんだ。それにここのギャラリーはみんな温かい。まるで母国でプレーしているような心地好さだ。最高に嬉しい。ここに住みたいくらいだ」
◇最終結果
1位(-11):エドアルド・ロメロ
2位(-11):フレドリック・ヤコブセン
3位(-10):ティム・クラーク
3位(-10):ロジャー・チャップマン
5位(-9):ジャスティン・ローズ
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