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「最終ホールは全ショットしびれた」星野陸也が惜敗続きから欧州ツアー初優勝

◇欧州男子◇コマーシャルバンク カタールマスターズ 最終日(11日)◇ドーハGC(カタール)◇7475yd(パー72)

首位タイからスタートした星野陸也が6バーディ、2ボギーの「68」で回り、後続を1打差で振り切る通算14アンダーでDPワールドツアー(欧州ツアー)初優勝を飾った。日本勢としては青木功松山英樹久常涼に続く史上4人目。ホールアウト後の優勝インタビューでは「オーストラリア2戦で悔しい2位だったので、ここで優勝することができて本当にうれしい」と答え、喜びに浸った。

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参戦2年の今季はシーズン開幕戦の昨年11月「オーストラリアPGA選手権」で単独2位、翌週の「オーストラリアオープン」でプレーオフ負けの2位と惜敗が続いたが、同ツアー34試合目で初の栄冠をつかんだ。

2打リードで迎えた最終18番(パー5)は、1打目、刻んだ2打目とフェアウェイをキープ。残り123ydの3打目をピン右10mに乗せると、1m強に寄せたウィニングパットを沈めて両腕でガッツポーズを作った。

「緊張していましたが、本当に楽しむことを意識して。最終ホールは全ショットしびれて、最後のパーパットも心臓の音が聞こえるくらい緊張しましたが、本当に良かったです」

同じ最終組で回ったウーゴ・クサール(フランス)が18番をバーディで締めて通算13アンダーとし、最終的に1打差で振り切る僅差の勝利。1打リードで入った17番(パー3)で決めた、8m弱のバーディパットが決定打となった。

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