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選手がマイクを装着 再開後の欧州ツアーで初の試みへ

7月下旬に再開することを発表した欧州ツアーで、選手がマイクを装着してプレーすることになった。真剣勝負となるツアー競技の場では、初めてとなる。英紙テレグラフ(電子版)が報じた。

ツアーの最高責任者キース・ペリー氏は、当面無観客での開催となることを念頭に「新型コロナウイルスによる影響は、新たな物事にトライする機会も与える。(出場資格は来季に持ち越され)誰もツアーカードを失わないから、試合中のプレッシャーは軽減される。テクノロジーの進化で、マイクがスイングを妨げることもない。数試合、マイクを着けて行えば、それは当たり前になる」と新たな魅力を開拓していく重要性を語った。

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24日にタイガー・ウッズフィル・ミケルソンがそれぞれNFLのスーパースター、ペイトン・マニング、トム・ブレイディとペアを組んで戦った「Capital One’s The Match: Champions for Charity」では、出場選手がマイクを着用してプレー。パートナーや対戦相手、解説者との掛け合いを視聴者に届けることで、従来のゴルフ中継とは異なる楽しみ方の提供を試みた。

ミケルソンはチャリティマッチ後、スポーツトーク番組「ダン・パトリック・ショー」にリモート出演。タイトルを争うPGAツアーの公式戦の中では競争相手との軽妙な掛け合いが発生しないことなどを含め、マイク装着に難しい部分があることを認めた上で「(チャリティマッチと)同じというわけにはいかないが、それでも新しい何かが加わるだろうし、僕は検討するだろう」と前向きな考えを示した。

全米プロバスケットボールリーグ(NBA)の元スター選手チャールズ・バークレー氏も同番組で、マイクの使用に賛同。チャリティマッチで放送チームに加わり、プレー中のウッズやミケルソンと会話を交わして盛り上がったことを踏まえ、「無観客で試合を行うのであれば、ゴルフをするだけ、アナウンサーが話すだけではダメだ。マイク装着を検討するべきだと思う」と話した。

バークレー氏の意見に対し、現在はアナリストを務めるニック・ファルド(イングランド)もツイッターで「もしプレーヤーがアナリストたちから(プレーの合間に)直接話しかけられても大丈夫ということなら、非常に大きなことになるかもしれない」と歓迎した。

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