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F.モリナリ 「全米プロ」へ“メジャーな”変更はなし

先月の「全英オープン」制覇でフランチェスコ・モリナリの人生は一変したかもしれないが、メジャー連続優勝がかかる「全米プロゴルフ選手権」でもゴルフに対する姿勢は変わらないと断言した。

カーヌスティGLでクラレットジャグを掲げた35歳のモリナリは、この他にも5月の「BMW PGA選手権」で「ロレックスシリーズ」初制覇を遂げ、米PGAツアーでも優勝を飾るなど、輝かしい夏を送った。

モリナリは母国開催の「イタリアオープン」でも2位に入り、年間ポイント争いの「レース・トゥ・ドバイ」ではトップを快走中。最新の世界ゴルフランキングでも6位に上げている。

昨季、この大会で2位に入ったモリナリは、これまで「全米プロゴルフ選手権」で予選落ちを経験したことはなく、ベルリーブCCでもこれまでしてきたことを継続するだけと話した。「考え方は全く変わらないと思う。カーヌスティで勝つのがどれだけ大変だったのかは分かっているけれど、1度勝ったからといってそれが簡単になるわけじゃない。それどころか、恐らく難しさは増すと思う。準備期間が短いし、プレッシャーや周囲の期待値は増しているから」。

「だから、考え方は同じなんだ。これからの2日間の準備を最大限に活かし、自分のすべきことをするだけ。カーヌスティや、勝てなかったけれどシネコックヒルズでの『全米オープン』で行ってきた自分のプロセスを辿るだけだよ。僕にとって一番重要なのは、結果に心を奪われるのではなく、自分がコントロールできることに注力し、結果はその成果としてついてくると考えることなんだ」

「2週間前までは、この大会が確実に僕にとってベストのメジャーだった。2009年のヘーゼルティンでは、メジャーで初めてトップ10入りしているしね。僕は典型的な全米プロのコースレイアウトが好きなんだ。よりボールストライキングを重要視していると思う。通常、僕はこの大会のコースではパッティングも良いんだ。昨年はメジャー制覇に最も近づいたので、素晴らしい気分だった。今週もまた良い一週間になればと、楽しみにしている」。

今季を迎えるにあたり、世界ゴルフ選手権での勝利を含む欧州ツアー4勝に加え、欧州代表が勝利した「ライダーカップ」に2度出場するなど、すでにモリナリは世界を舞台に戦うエリートゴルファーだったが、ここ2カ月でさらに上のレベルへ到達した。これまでの達成はハードワークと練習の上に成り立っているとしながらも、世界最高峰の選手たちと互角に戦うことで得た新たな自信も、一役買っていることを認めた。

「自分にとって一番大きかったのは、精神的にレベルアップし、毎週自分のベストのゴルフがプレーできるようになり、若干調子の悪い時でもショートゲームとパッティングで補えるようになったところだと思う。間違いなく数年前と比べて、誰とプレーしても心地良く感じられるようになった。これは自分がより完成した選手になったと感じているからだと思う」。

「飛ばし屋ではないけれど、飛距離が伸び、前ほど差を感じないようになった。チッピングはかなり上達したし、パッティングもずいぶん向上した。アイアンもこれまでと同じか、あるいは少し進化すらしたかもしれない。だから、単に自信の問題なんだ。僕にとって自信は、過去2、3年に自分のしてきたことから得られるのだと思う。多くの練習を記録し、どんどん良くなる数字を見ながら自信を得るんだ」。

最近の豪雨によりセントルイスのコースが柔らかさを増す中、ベルリーブは飛ばし屋有利との見方が大勢を占めているが、モリナリはオールラウンド型のゲームでも優勝を争えると自信を覗かせた。

「自分のAクラスのゲーム、望み通りのプレーができれば、僕はほとんどのゴルフコースで優勝争いができると思う。もちろん、飛ばし屋はアドバンテージを得るけれど、バンカーの位置やその他の理由からカーヌスティでもそれは同じだった」。

「概して、メジャーはゴルフの全ての部分が試される場だと思うし、これまで話してきた通り、全米プロはコース設定が一貫している。僕はこの大会で安定して成績を残してきた。だから、日曜に優勝を争うことができればと思っている」。

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