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知っ得!「WGCメキシコ選手権」の大会アラカルト

今週は世界ゴルフランキングのトップ50から49人がメキシコシティに集結し、今年最初の世界ゴルフ選手権が開催される。「WGCメキシコ選手権」を楽しむためのポイントを紹介しよう。

2016年大会を振り返る/スコットが2つ目のWGCタイトル

1年前は見事なカムバックを見せたアダム・スコット(オーストラリア)がバッバ・ワトソンを退け、2011年のWGCブリヂストンインビテーショナル以来となるキャリア2つ目のWGCタイトルを手にした。最終日を首位のロリー・マキロイ(北アイルランド)と3打差で出たスコットは、出だしの5ホールで2つのダブルボギーを叩くなど、早い段階で6打を追う状況となった。

しかし、その後はアイアンショットが冴えわたり、9ホールで6つのバーディを量産してリーダーボードのトップへと躍り出ると、終盤も果敢なプレーを貫いて通算12アンダーとし、ワトソンに1打差をつけて優勝を飾った。通算10アンダーの3位タイには、最終日を見事「69」でラウンドしたダニー・ウィレット(イングランド)と、「74」と崩れたメジャー4勝のマキロイが入った。

フィールド/世界ランク3位のマキロイ復帰戦

今週はヨーロピアンツアーが、初めてメキシコで公式大会を開催する記念すべき週であるとともに、マキロイにとっては復帰を飾る週となる。世界ランク3位のマキロイは、プレーオフでグレーム・ストーム(イングランド)に敗れて2位となった1月の「BMW南アフリカオープン」以降、肋骨の疲労骨折により競技から遠ざかっていた。

16人のメジャー王者が出場するが、グレッグ・ノーマン以来(1981、82年「ダンロップマスターズ」)となるオーストラリア人選手によるヨーロピアンツアーでのタイトル防衛を狙うスコットもその1人だ。また、スコットが勝てば、WGCでの連覇はタイガー・ウッズ以来2人目の快挙となる。

コース/1921年開場のナショナルOP開催コース

メキシコシティの中心部から16キロほどのところに位置するチャプルテペクGCは1921年開場のコースであり、1944年から1960年にかけて14回「メキシコオープン」を開催している。

設計はウィリー・スミスが手掛けたが、このスコットランド人の設計家はメキシコ革命の争乱に巻き込まれて1916年に死亡したため、その後、プロジェクトは弟のアレックスへと引き継がれ、1921年にコースは完成した。

1972年にパーシー・クリフォードの手により大規模な改修が行われ、パー71、全長7330ヤードとなったコースはオリジナルのレイアウトとは様相が変わった。その後、WGC開催のため、さらなる改修が施された。

チャプルテペクGCではこれまで18回「メキシコオープン」が開催されており、直近の2014年大会ではオスカル・ダビド・アルバレスが優勝している。同コースでは、過去にロベルト・デ・ビセンゾ(1951、53、55)、ボブ・ロスバーグ(1957)、そしてベン・クレンショー(1981)といったメジャー王者も「メキシコオープン」を制覇している。

トリビア/松山が勝てば史上2人目のWGC連勝となる

○2014年に23歳216日でこの大会を制覇したパトリック・リードは、WGC最年少優勝記録を更新。それまでは、1999年の「WGCブリヂストンインビテーショナル」を23歳242日で制したタイガー・ウッズが記録を保持していた。

アダム・スコットが連覇を果たすと、WGC3勝となり、WGCの通算勝利数でジェフ・オギルビー(オーストラリア)と並んで歴代2位タイとなる。なお、歴代トップはタイガー・ウッズの18勝である。

○ 2016年「WGC HSBCチャンピオンズ」の覇者である松山英樹が「WGCメキシコ選手権」を制覇すると、タイガー・ウッズ以来となる史上2人目のWGC連勝達成となる。

タイガー・ウッズは2007年に「WGC CA選手権」を制覇し、史上初めて異なる2つのヨーロピアンツアーの公式大会を3連覇した選手となった。ウッズは1999年から2001年にかけて「WGCブリヂストンインビテーショナル」を3連覇していた。

○ メキシコはヨーロピアンツアーの大会が開催された43番目の国となる。

○ 2017年はWGC初開催から数えて19年目のシーズンとなる。1999年にラコスタR&Sで開催された「WGCデルテクノロジーマッチプレー」が最初のWGCであり、この大会はジェフ・マガートが優勝した。

○ タイトル防衛に臨む2016年王者のアダム・スコットにとって、今大会は50回目のWGC出場となる。これは、リー・ウェストウッド(55回、イングランド)、そしてセルヒオ・ガルシア(50回、スペイン)に次ぐ3人目の快挙となる。

○今大会に出場する37人のヨーロピアンツアーメンバーで「WGCメキシコ選手権」デビューを果たすのは6人。サム・ブラゼル(オーストラリア)、ブランドン・ストーン(南アフリカ)、ティレル・ハットン(イングランド)、トーマス・ピータース(ベルギー)、ワン・ジョンフン(韓国)、そしてファブリシオ・サノッティ(パラグアイ)がその6人であり、ブラゼルとストーンはWGC初出場となる。

関連リンク

2017年 WGCメキシコ選手権




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