モリナリが優勝 イタリア勢のツアー最多に並ぶ通算5勝目
2018年 イタリアオープン
期間:05/31〜06/03 場所:ガルダゴルフCC(イタリア)
数字で読み解くイタリアオープン
2018/05/29 11:17
今週は美麗なガルダ湖のほとりに佇むガルダゴルフCCにて第75回「イタリアオープン」が開催される。この「ロレックスシリーズ」第2戦を前に、ヨーロピアンツアー公式サイトでは同大会の歴史を数字で読み解いてみることにする。
25 - 大会が始まった1925年以降、「イタリアオープン」は今週のブレシアのコースを含め、25の異なるコースで開催されている。
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7 - 1972年にこの大会がヨーロピアンツアーの国際スケジュールに組み込まれて以降、開催回数でモンティチェロGCを上回るコースはない。イタリア北部に位置する同コースでは、過去46年間で7回この大会が開催されており、直近の大会は1992年大会となっている。
2 - これまでガルダゴルフCCで「イタリアオープン」は2度(1997及び2003年)開催されている。1997年はベルンハルト・ランガー、そして2003年はマティアス・グレンベリが王者に輝いた。
4 - 「イタリアオープン」の大会最多勝記録は、通算4勝のオーギュスト・ボイエ(1926、1928、1930及び1931年)とフローリー・ファンドンク(1938、1947、1953及び1955年)が保持している。
25 - 大会最多アンダーパー記録は、ミラノで開催された2008年大会で通算25アンダーをマークした南アフリカのヘニー・オットが保持している。
26 - 2006年大会を制したフランチェスコ・モリナリは、イタリア人として26年振りの「イタリアオープン」制覇を成し遂げた。
6 - これまで「イタリアオープン」で母国制覇を達成したのは、フランチェスコ・パスカリ(1925年)、アルド・カセラ(1948年)、ウーゴ・グラパッソーニ(1950及び1954年)、バルドビーノ・ダッス(1976年)、マッシモ・マネッリ(1980年)、そしてフランチェスコ・モリナリ(2006及び2016年)の6人。
8 - 1972年以降では、カール・メイソンとマヌエル・ピニェーロに8打差をつけて勝ったダッスによる勝利が、最多ストローク差での勝利となっている。
500 - 今週、グレゴリー・アブレは通算500回目のヨーロピアンツアーイベント出場を果たす。
2001 - 偶然にも、ツアー3勝のアブレは2001年の「イタリアオープン」でツアー初優勝を遂げた。
81 - フランチェスコ・モリナリは2016年大会を制した際、長く並ばれることのなかった大会記録に並んだ。同年彼がマークした「262」という通算スコアは、81年前の1935年にパーシー・アリスが記録した大会最少スコアに並ぶスコアだった。
44 - 大会最年長優勝記録は、44歳で制覇したビリー・キャスパーが保持している。
8 - この大会を制覇したメジャー王者は、サー・ヘンリー・コットン(1936年)、ピーター・トムソン(1959年)、トニー・ジャクリン(1973)、ビリー・キャスパー(1975年)、ベルンハルト・ランガー(1983及び97年)、サンディ・ライル(1984及び92年)、グレッグ・ノーマン(1988年)、そしてグレーム・マクドウェル(2004年)の計8人となっている。